北海道を拠点とするコンビニエンスチェーンの「Seicomart-セイコーマート」は、意外にも直輸入しているワインが多く、同社のオンラインページを見ると、世界各国の多彩なワインが色々と登場します。
関東にもポツポツと店舗があるので、車で近くに出かけたついでに覗いてきました。
750mlボトル1本の価格が398円くらいからあり、500円前後のワインも種類豊富。
悩みましたが、9月26日まで値下げ価格となっていたフランスの白ワインを買ってみました。
Val de Salis BLANC 2019 (France, IGP Terres du Midi)
Val de Salisが生産者名です。
BLANCはフランス語で白。
セイコーマートのHPを見ると、6種類のブドウをブレンドしているとのこと。
香りが華やかで、6種類のブドウの中にはヴィオニエが入っているように思われますが、6種類のブドウを調べてみてもわかりませんでした。
このワインはブレンドですが、単体品種のヴィオニエ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランの白ワインを造っているので、この3種は入っていそうですね。
飲んでみると、重心が高く、ふわふわしています。
果実味は比較的軽めで、酸もありますが、各要素がまとまりに欠けるか?
でも、次の日に飲むと、いい感じに落ち着いてきました。
終盤に柑橘のビターなニュアンスがしっかりあります。
若鶏のもも肉をシンプルに塩こしょうで焼いたものと合わせると、ワインが苦く感じたので、これならどう?と、蒸したトウモロコシかじりながら飲むと、ワインが甘くなり、おいしい!トウモロコシ合う!
このワイン、甘みのあるものの方が相性良さそう?
フレッシュな桃、洋梨なども絶対に合いそうな気がします
このワインを2つのグラスで飲み比べてみました。
私の経験では、シャルドネやピノ・ノワール型のグラス(左)の方が良いのでは?と思い、1日目は左のグラスで飲みました。
でも、非常にリーズバブルな価格帯のワインですし(セイコーマートの通常価格は478円、税抜)、よくあるタイプのグラス(右)でいいのでは?と、飲んでみると…
結果、ふくらみのある左のグラスの方がよく開き、まろみ、やわらかさが出て、おいしく感じました。
小ぶりなグラスでキュッとフォーカスして飲む方がおいしい白ワインもありますが、今回の白ワインはゆったりしたグラスの方がオススメです。
Val de Salis(ヴァル デ サリス)は南フランスのカルカッソンヌに近い生産者。
IGP Vin de Pay d'Ocのワインを多く造っていますが、DOC サンシニアンとかのワインが英国の有名なワイン誌で取り上げられていました。
今回飲んだ「IGP Terres du Midi」は2018年ヴィンテージから公式に認められた原産地呼称で、スペイン国境からローヌ川右岸までのエリアをカバーしています。
このエリアは何度か訪問していますが、陽ざしたっぷりで、カリフォルニアの西海岸を思わせるような雰囲気がある、のんびりしたところでした。
協同組合のワインでさえ素晴らしい品質なので、このエリアは本当にお買い得
アルコール度数12.5%。
栓は扱いやすいスクリューキャップ。
価格は478円+税と、非常にお手頃。
9月26日までは398円に値下がりしているので、もう1本追加しようか悩み中です
このワインと一緒にイタリアの赤ワインも買ってきたので、飲んでから紹介しますね。
[参考]
微発泡ワイン「フリザンテ」のススメ@コンビニでも買える
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/d03f58281d4efcfccf7e8551ad934d58
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