カップ酒を飲み比べーその10(名倉山 普通酒/にごり酒) から続きます
カップ酒の飲み比べも、もう第11弾。
いったい何カップ飲んできたんでしょう(笑)
今回も会津の酒。
喜多方の「ほまれ酒造」の代表銘柄「会津ほまれ」の2アイテムです。
会津ほまれ Kuro Cup 200 / ほまれ200カップ
ほまれ酒造(福島県喜多方市)
どちらもたっぷり200mlあります。
日本酒1合180mlのカップ酒が多い中、200mlは嬉しい限り
グリーンラベルの「ほまれ200カップ」には、喜多方名水仕込とありますが、黒カップの方も、書かれていないだけで、喜多方の水を使っているようです。
まずは冷やした状態から飲み比べます。
見たところ、色の違いはありません。
味わいは、黒カップの方が少し骨格があり、緑カップの方がまるみがあります。
たとえるなら、黒が硬水で、緑が軟水のような感じ。
でも、その違いは本当にごくごくわずかで、2つはとてもよく似ています。
次に、熱燗まで温度を上げて飲み比べしました。
温度が上がると、どちらもふくよかさが増し、香りがより開きますが、やっぱり、黒が硬水、緑が軟水の印象は変わりません。
が、黒カップは甘さが出てきますね。
温度は、どちらもあまり熱くしない方が、やわらかさが出るように思います。
そもそも、カップ酒として売られているので、アツアツの熱燗で飲まれることは想定していないと思いますが、温度を変えて飲み比べた感じでは、
冷蔵庫で冷たくした状態から常温、ぬる燗、やや熱燗、くらいがおいしく飲めそうな温度帯ではないでしょうか?
私は、冷たいよりは、ぬる燗くらいが、口当たりがまろやかに感じられて好みでした。
器は、上が開いている湯飲み茶わんタイプに変えて飲みました。
アルコール度数は、どちらも14度。
黒カップのデータは入手できませんでしたが、
緑カップは、精米歩合70%、日本酒度 -1.0、酸度 1.2、のようです。
どちらも辛すぎず、甘すぎず、ちょうどよくスルスル飲める、クセのない味わいなので、幅広い食事に合わせられるタイプだと思います。
フタはアルミキャップだけで、プラスティックのカバーは付いていません。
飲み切り必至、ですが、以前に飲んだ他のカップ酒のカバーを保存してあるのを使ったので、今回は2本を一気飲みすることはかろうじて避けることができました(笑)
ちなみに、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この「ほまれ酒造」は、タレントとして活躍している唐橋ユミさんのご実家で、現在はお兄様が社長を務めています。
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