オリンピックやワールドカップなどのスポーツの祭典の際、
ワイン業界では、「相手国のワインを飲み干そう!」と題した提案をすることが定番です。
要は、対戦国にかこつけて飲む、ということですが(笑)
ということで、6月に都内で開催されたスペインワイン試飲会の中から、パリオリンピックの対スペイン戦にオススメのワインをひとつ紹介したいと思います。
今年の夏はとーっても暑い!ので、ワインを飲むならスパークリングがいい!
スペインのスパークリングワインといってすぐに思いつくのがCAVA カバ。
カバは生産地域が限定された瓶内二次発酵のスパークリングワインです。
多くのCAVAから、今回は「jmfg」(ジェイ・エム・エフ・ジー)を紹介します。
jmfg Spainカタルーニャ州ペネデス
ブリュットナチュレ・レセルバ(熟成期間30カ月以上)-左
ブリュットナチュレ・グランレセルバ(同50カ月以上)-中央
ブリュットナチュレ・グランレセルバ ARASHI エコロヒコ(同60カ月以上)-右
ここをオススメしようと思った理由は、
日本人醸造家がいる
甘さを加えないブリュットナチュレ
瓶内二次発酵期間が長いのにフレッシュな味わい
ちょうど試飲会場のブースにいらした日本人醸造家の酒井友理江さんからお話を聞きました。
使用ブドウは3本共通で、パレリャーダ、チャッレロ、マカベオ。
瓶内熟成期間を長くとる生産者ですが、飲んでみると、とてもフレッシュ!
甘いリキュールを加えないブリュットナチュレで、味わいはドライなのにフルーツ感、コクがあります。
一番若々しくフレッシュ感があるのは、「レセルバ」(参考上代4,180円、税込)
アペリティフ、シーフードサラダ、フレッシュチーズ、小海老のフライやポテトなどに合うと思います。
ワインとしての飲みごたえを感じたのは「グランレセルバ」(同5,390円)
辛口の味わいで、コクがあってバランスがよく、どんなシーン、フードとも合わせやすいと思いました。
My favaorite
「グランレセルバARASHI」は、親日家のオーナーが命名(同5,940円)
「風」にまつわる日本語から、「嵐 アラシ」という言葉を気に入って名付けたそうです。
ユーロリーフの認証を取得しているビオロジックワインです。
2番目と同じグランレセルバでも、ARASHIの方がより泡のキメも味わいも繊細に感じました。
白身の魚や貝の刺身や寿司、手の込んだ洗練された料理が合いそうです。
ラベルに「ARASHI」とあるので、同じ名前を持つグループ名のファンなら欲しくなるでしょうか?(笑)
対スペイン戦の競技を観戦するなら、スペイン人オーナー家族と日本人醸造家がタッグを組んで造り上げたプレミアムカバ「jmfg」があると、より盛り上がりそうでは?
※輸入元:キムラ
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