東京および首都圏の新型コロナウイルス感染拡大がなかなか落ち着きません。
今日の東京なんて、286人と過去最高ですよ…
緊急事態宣言が解除され、他県への移動がOKになった6月19日以降、コロナ以前と同じような感覚で行動する人を抑えられなかった結果でしょうかしらね。
6月後半~7月以降、本格的な経済活動が戻りそう、と期待していた人は多いかと思います。
アルコール類の試飲会も、夏以降には本格的に再開してくるとは思いますが、試飲会はウイルス感染には最悪の環境になりうるので、これまでの形式の試飲会の開催は非常に厳しいでしょう。
生産者から説明を聞いたり、来場者同士で密になってお喋りしたり。
人をかき分けるように狭いブースの間を回り、ワインを口に含んでは出し、の繰り返しですから、最悪です。
そこで、安全な展示試飲会開催のガイドラインを12の組織が連名で発表しました。
ガイドラインは、出展数が 3 社以上もしくは来場者 100 名以上の規模の展示会を対象としたもので、「密に対する対策」「会場内の換気対策」をはじめ、「新しい試飲のスタイル」を明記しています。
ガイドラインの内容のURLは下に貼り付けるので、各自ご覧いただきたいのですが、
【新しい試飲のスタイル】として、
・握手や抱擁などによるあいさつ行為の禁止
・会場内では常にマスクを着用し、試飲時のみずらす
・当面の間、ワイングラスではなく使い捨てカップを使用して試飲する
・水は共用のポットではなく、自分専用のペットボトルを使う
などが挙げられていました。
「試飲時のみマスクをずらす」は、テクが必要ですね。
赤ワインを試飲すると、白いマスクはかなり汚れてしまうでしょうから、試飲の時に使う専用マスク(色が濃いものとか、洗いやすい素材とか)を別途もっていくことになるかもしれませんね。
また、複数の試飲会を同日にハシゴすることもあるので、複数枚のマスクを携帯する日もありそうです。
いま、ふと思いついたのですが、口の部分に窓があり、マジックテープなどで簡単に開閉できるマスクがあれば、試飲会に便利かも?(笑)
【ガイドラインについて】※Wine Complex ニュースリリースより(pdf形式)
【連名者】 12組織 ※順不同
カリフォルニアワイン協会日本事務所/スペイン・アンダルシア製品輸出促進公社
Sopexa Japon/Wines of Germany 日本オフィス/WOSA南アフリカワイン協会
株式会社アケヒ/カタルーニャ州政府貿易投資事務所/スペインワイン広報事務局
ビジネスフランス/ボルドーワイン委員会(CIVB)
ポルトガルワイン試飲会実行委員会/ワインコンプレックス事務局
【監修】
レコール・デュ・ヴァン恵比寿校 校長 兼
医療法人社団優恵会 銀座よしえクリニック都立大院 院長 青木晃氏
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