ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

美しい緑の丘陵地帯のワイナリー「Travignoli」@トスカーナ

2020-05-18 17:17:16 | ワイン&酒

先日紹介した、イタリア・トスカーナ州キアンティのワイン生産者「Torre a Cona」と同じ試飲会場に、かつて訪問したことのあるキアンティの生産者が来ていました!

Chianti Rufina地区の「Villa Travignoli」(ヴィッラ・トラヴィニョリ)です。

 

Villa Travignoli (Chianti Rufina,Toscana)

 

訪問時にお世話になったジョバンニさんと再会しました。

 

Mr. Giovanni Busi (Villa dei Conti Travignoli BusiTorre)(2019年4月)

 

ジョバンニさんは、キアンティ ワイン協会の会長を2013~2016年まで務めていらっしゃいました。

 

ワイナリーを訪問した時のジョバンニさん(2015年6月)

やはり、少し若い?(笑)

 

ワイナリーの地下セラーには、古い年代のワインがありました。

 

1934年!

 

右のボトルは1932年のワインです。

こんな貴重なものが残っているんですね~

 

キアンティ・ワイン協会の会員証にも歴史を感じます

 

1978年ヴィンテージの Chianri Rufina を開けてくださいました。

色は薄くなりましたが、まだキレイなルビー色が残ってます。

ワインとしても良い状態でした。

 

エチケットに描かれているデザインのオリジナルがこちら。

 

現在のワインにもしっかりと描かれています。

 

昔のクラシカルなデザインと比べると、現代は少しモダンでしょうか。

個人的には、古い方が気に入ってます。

 

甘美なヴィンサントも、キアンティの大事なワインです。

 

昔懐かしい、キアンティらしい藁苞(わらづと)ボトルもありました。

 

トラヴィニョリではオリーブオイルもつくっています

 

ブドウ畑には白い石灰岩がゴロゴロ

 

これは小さめですが、赤ちゃんの頭サイズの大きさの石もありました。

 

 

ワイナリーは一般客にもオープンしていて、ショッピングができます。

古いヴィンテージを譲っていただけるかは、ジョバンニさんの気分次第かも?(笑)

 

こんなものも見つけました。

これにワインを入れて畑仕事に出ていたんでしょうか。

 

 

Villa Travignoli

Località Pelago Travignoli, 78, 50060 Pelago FI, Italy

フィレンツェ中心部から車で40分少々、美しい緑の丘陵地にワイナリーがあります。

 


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