クリスマスらしいお菓子を探しに、地元のモールにあるカルディに出かけたところ、こちらを発見。
ジンジャーブレッド (ポーランド)
スパイスが入った厚焼きタイプのビスケットで、女性の手のひらにちょうど収まるくらいのサイズのハート型。
表面は軽くシュガーコーティングされ、食べると、ジンジャーをはじめとしたスパイスの風味があります。
6個入って260円ほどのお手軽プライスでした。
アイシングで文字が書ける充分な大きさがあるので、アイシングデコレーションしてクリスマスツリーに付けてもよさそう。
私は、スパイスのきいたジンジャーブレッド、ジンジャークッキーの類は大好きですが、人によっては好き嫌いがあるでしょうか。
この少し厚みのある素朴なスパイス菓子は、ヨーロッパの東寄りの方でよく見るように思います。
Turta Dulce (ルーマニア)
ルーマニアの各地で、違うのはパッケージだけでしょ?というくらい同じようなお菓子が売られていました。
Turta dulceは、dulce(甘い)Turta(菓子)、そのままですね~
上述したように、スパイスのきいた素朴な焼き菓子が好きな私は、味はほぼ同じとわかっていても、ついつい手が伸び、買ってきました(笑)
Turta dulceは、サクサクではなく、少しむちっとした歯ごたえがありました。
オヤツ菓子なので、お値段はお手頃です。
日持ちするので、次に行く機会があれば、またごそっと買いたいですね。
ルーマニアのスパイス菓子とほぼほぼそっくりなのが、ドイツで買ってきたスパイス菓子。
焼きっぱなしのものもあれば、片面にチョコレートを付けたり、濃いめのアイシングを付けたりというものもあり、少し手が込んでいます。
ドイツのスパイス菓子は「Lebkuchen レープクーヘン」と呼ばれ、ハチミツと香辛料が入っています。
形はバラエティに富み、クリスマスの時期には、キレイにデコレーションした大きなサイズのレープクーヘンがクリスマスマーケットに並びます。
フランクフルトのクリスマスマーケットに並んでいたハート型のレープクーヘン
こちらはマイセンのクリスマスマーケットの店
クリスマスマーケットでは、ハチミツとスパイス入りのホットワイン(グリューワイン)を立ち飲みするのが楽しみですが、今年は、グリューワインの立ち飲みがコロナの感染拡大に拍車をかけているということで、ドイツのメルケル首相から、グリューワインの立ち飲み禁止のお願いが出されました。
クリスマスマーケット自体も中止になったところがほとんどだそうですから、楽しみがなくなって残念がっているドイツの方が多いことでしょう。
グリューワインは容器込みの価格で販売され、容器(たいていはマグカップ)を返却すると容器代が戻ってくる仕組みになっています。
街中のスタンドでは、使い捨てのプラカップということもあります。
この写真のようなかわいいカップもあり、カップのデザインは年ごとに変わります(近年は変わらないところも多いかも?)ので、記念にカップをそのまま持ち帰る人もいます。
これはマイセンのクリスマスマーケットのカップで、絵柄の中にレープクーヘンが描かれているのがわかるでしょうか?
とてもかわいいので、私はこれを持ち帰り、今も家にあります。
が、これでコーヒーを飲むとおいしく感じないので、ただ飾って、そのかわいさを愛でるだけになっています(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます