ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

縁起物の「ふくひれ酒」をワンカップで(笑)

2020-01-05 22:04:23 | ワイン&酒

今日は新年初の買い物に行ったのですが、スーパーの酒コーナーでこれを見つけ、季節の限定品で、売り切れ御免と書かれていたので、買ってきました。

紙箱入りのワンパック酒です。

 

黄桜 春帆楼 ふくのひれ酒カップ 180ml

 

なんと、「とらふくのひれ」入り!

山口県下関の高級ふく料亭「春帆楼」(しゅんぱんろう)とのコラボ商品だそうです。

下関では、「ふぐ」ではなく、にごらない「ふく」と言います。

 

 

紙箱のふたを開けると、ちゃんとシールで封がされ(さすがです)、ビニール袋に入った「とらふくのひれ」がありました。

中指の第二関節分くらいのサイズです。

 

 

酒は「黄桜」(京都市伏見区)の本醸造清酒で、精米歩合65%、アルコール16%。

おすすめの飲み方は「上燗」。4550くらいとありました。

ひれをカップに入れ、電子レンジでお燗できるとパッケージに書かれていましたが、私は小鍋で燗を付けました。

 

 

温められた酒のおかげで、ふくひれがふやけ、酒の色も、ほぼ透明だったのに、うっすら色付きました。

ひれの成分が溶けだしたわけですね。

 

飲んでみると、魚系のうまみがほんのり。

これ、やや熱めの燗の方が、じわ~っときますね。

最初に注いだ器の酒と、温めながら残しておいた残りの酒(やや熱め)を飲み比べると、明らかに後半の方がうまみが出てきます。

 

残った「ふくのひれ」を食べてみると、ほぼ出し殻()

でも、正月からいい縁起物をいただきました 

 

希望小売価格は334円(税抜)

私が見つけたスーパーでは、299円(税抜)でした。

300円でふくのひれ酒が飲めるならいいですね 

 

 

下関の高級ふく料亭「春帆楼」は、あの伊藤博文氏が命名したという由緒ある店。

それまではご禁制だった「ふぐ」を食べたのも伊藤博文で、博文公は、春帆楼に、ふく料理公許第一号を与えたそうですよ。

 


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