今日は新年初の買い物に行ったのですが、スーパーの酒コーナーでこれを見つけ、季節の限定品で、売り切れ御免と書かれていたので、買ってきました。
紙箱入りのワンパック酒です。
黄桜 春帆楼 ふくのひれ酒カップ 180ml
なんと、「とらふくのひれ」入り!
山口県下関の高級ふく料亭「春帆楼」(しゅんぱんろう)とのコラボ商品だそうです。
下関では、「ふぐ」ではなく、にごらない「ふく」と言います。
紙箱のふたを開けると、ちゃんとシールで封がされ(さすがです)、ビニール袋に入った「とらふくのひれ」がありました。
中指の第二関節分くらいのサイズです。
酒は「黄桜」(京都市伏見区)の本醸造清酒で、精米歩合65%、アルコール16%。
おすすめの飲み方は「上燗」。45~50℃くらいとありました。
ひれをカップに入れ、電子レンジでお燗できるとパッケージに書かれていましたが、私は小鍋で燗を付けました。
温められた酒のおかげで、ふくひれがふやけ、酒の色も、ほぼ透明だったのに、うっすら色付きました。
ひれの成分が溶けだしたわけですね。
飲んでみると、魚系のうまみがほんのり。
これ、やや熱めの燗の方が、じわ~っときますね。
最初に注いだ器の酒と、温めながら残しておいた残りの酒(やや熱め)を飲み比べると、明らかに後半の方がうまみが出てきます。
残った「ふくのひれ」を食べてみると、ほぼ出し殻(笑)
でも、正月からいい縁起物をいただきました
希望小売価格は334円(税抜)
私が見つけたスーパーでは、299円(税抜)でした。
300円でふくのひれ酒が飲めるならいいですね
下関の高級ふく料亭「春帆楼」は、あの伊藤博文氏が命名したという由緒ある店。
それまではご禁制だった「ふぐ」を食べたのも伊藤博文で、博文公は、春帆楼に、ふく料理公許第一号を与えたそうですよ。
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