いま、日本で人気あるワイン産地を挙げるなら、「南アフリカ共和国」は確実に上位に入ってくるでしょう。
プロモーションが成功したこともあるでしょうけれど、ワインの品質が全体的に底上げされてきたと感じます。
魅力的なワインがたくさんある中、この10月から出荷開始という新しい南アワインを見つけました。
9月の試飲会で飲んだのですが、味がいいし、価格も魅力的で、これはオススメ
WILDEBERG Coterie
左)Semillon & Sauvignon Blanc 2022 右)Cabernet Franc & Malbec 2020
(South Africa, W.O. Costal region)
「Coterie コウテリィ」は、コースタル・リージョンの南東に位置するフランシュックを拠点とするワイルドバーグがつくるワインで、白はセミヨン80%+ソーヴィニヨン・ブラン20%のブレンド、赤はカベルネ・フラン67%+マルベック33%のブレンド。
ワイルドバーグは自然なワインづくりを行なう生産者で、発酵は自然酵母。
口にすると、美しくナチュラル感あふれるラベルの印象そのものの味わいでした。
セミヨンは樹齢100年を超える古木も含まれ、中には果皮が変色したセミヨン・グリも混ざっているとか。
繊細で軽やかな、それでいてピュアな果実味がしっかりと感じられるナチュラルな味わいがいいですね。
もう2022年ヴィンテージが飲めるのは、南半球ならでは
アルコール度数は13.5%。
カベルネ・フランとマルベックの組み合わせの赤ワインは、南アではあまり見ないような?
ブドウの一部は全房発酵で、破砕機は使わずに自重で破砕させているせいか、果実味が本当にキレイ。でも、ボディはしっかりして飲みごたえがあります。
スーッと自然に入ってきて、カベルネ・フランのニュアンスが涼やかでエレガント。
これもずっと飲んでいたいタイプ
裏ラベルを見ると、アルコール度数14.5%! アルコールはまったく感じませんでした。
いずれも数量限定だそうで、参考小売価格は2,580円(税別)
この味わいでこの価格帯とは、飲まないわけにはいきませんね~
※輸入元:三国ワイン
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