コロナ禍で、飲食店でのアルコール飲料提供に制限があるのが普通の状況という昨今。
アルコールが出せないので、ノンアル飲料を出す店も多くなっています。
アルコール飲料については、、若い世代のアルコール離れが言われています。
苦手だから飲まないというだけでなく、あえて飲まないことを選択する人が、20~30代の特に女性を中心に増えているという統計があるようです。
例えば、明日はプレゼンだから、今夜はノンアルで済ませたい、といった理由などで。
これまでのノンアル飲料は、アルコール飲料の代替品、というポジションだったと思います。
ビールを飲みたいけれど、昼だから、運転しなくちゃいけないから、明日は健康診断があるから、などなど。
そうした需要からスタートしたため、ノンアル飲料の販売容量においては、ビールテイストが大半を占めています。
次がサワー系の缶ドリンクで、ワイン系ノンアルドリンクの構成比率はノンアル飲料全体の0.8%だそうです。
たしかに、ワイン系のノンアルドリンクはあまり見ませんよね。
この市場状況を好機と捉えた「メルシャン」が、メルシャンならではの技術を駆使したノンアルコールワインドリンク「MOCK Bar(モクバル)」を、2021年6月29日(火)に新発売します。
「MOCK Bar(モクバル)」のmockは、英語で、真似をする、似せる、という意味。
昨今、mock(モック)とcocktail(カクテル)をミックスした造語の「mocktail モクテル」という、「カクテルに似せたドリンク」が人気とのこと。
そのmocktailとbar(バル)を組み合わせて「MOCK Bar(モクバル)」という名前を新商品名としています。
メルシャンのワイン商品の中で、飲用経験・飲用意向が高いのが「サングリア」。果汁感の高さからも「ぜいたく感」があり、味わいもおいしいと、若い消費者層に人気があることから、ノンアルコールサングリアとして「モクバル」を発売することになりました。
また、スパークリングワインのカテゴリも人気が高いので、「モクバル」はスパークリング仕立てのノンアルコールサングリアになっています。
発売に先立って開催されたオンラインZOOM発表会に参加し、「MOCK Bar」も実際に飲んでみました。
メルシャン MOCK Bar(モクバル)
洋なし&パインmix / オレンジ&マンゴーmix
ぜいたく感を感じてもらえるよう容器は瓶で、栓はスクリューキャップ。
容量は各250miの少量サイズです。
どちらも、7種のフルーツとスパイスを贅沢にミックスしています。
ボトルにしっかりと「ALC 0.00%」と表示されているので、ノンアルだということがわかりやすいですね。
でも、フルーツとスパイスをミックスしただけの飲料なら、単なるジュースとどう違うの?
実は、そこにメルシャン独自の技術が使われているとのこと。
ワインを脱アルコールしたワインエキスを使い、「ギュギュっと搾ったサングリア」で培った混濁果汁調合技術が駆使されています。
さらに、グループ会社のキリンビバレッジの清涼飲料開発における素材開発技術(手作り感の表現/複数のフルーツを煮込んだ 「フルーツ煮込みシロップ」)が加わり、100回の試作を重ねて、「ワインならでは」の余韻が楽しめる“ノンアルコールサングリア”が誕生しました。
混濁果汁を使っているので 濁りが見られます
また、脱アルコールにしながら、ワインらしい複雑味と渋みを維持。
味わいの濃淡を強く出しすぎず、甘みと酸味のいいバランスを出し、後味に余韻を出しているといいます。
実際に飲んでみると…
メルシャン モクバル 洋なし&パインmix
果実(パイナップル、マンゴー)と、フルーツ煮込みシロップ(オレンジ、洋梨、ブドウ、レモン)が使われていて、混合果汁比率は15%。
100mlあたりのカロリーは32kcal。
しっかり冷やして、そのまま飲むと、フルーツが華やか~
私にはやや甘く感じましたので、オススメのアレンジスタイルで飲んでみることにしました。
氷を入れ、ミントとレモンでモヒートスタイルにするという飲み方です。
ちょうど家の庭にはミントがワラワラと生えています(笑)
レモンはなかったですが、グラスに氷を入れ、ミントを入れて少しマドラーでミントを叩いてから「モクバル 洋なし&パイ mix」を注ぎました。
そのまま単体で飲むよりも、氷とミント効果でスキッと爽やか!
実はパイナップルが少々苦手だったんですが、この洋なし&パインmixはパイナップルの風味が突出せず、他のフルーツとの混ざり具合がとても上品だったので、おいしく飲めました。
メルシャン モクバル オレンジ&マンゴーmix
果実(ピンクグレープフルーツ、マンゴー、ブドウ)と、フルーツ煮込みシロップ(オレンジ、洋梨、ブドウ、レモン)が使われていて、混合果汁比率は11%。
100mlあたりのカロリーは42kcal。
しっかり冷やしてそのまま飲むほか、冷凍のミックスベリーをトッピングするアレンジもオススメだそうです。
私は、まずそのまま飲んでみました。
こちらの方がよりフルーツの華やかさ&甘さを感じ、まさにサングリア!
冷凍ベリーはなかったので、氷だけ入れましたが、私は氷を入れた方が口当たりがよくスイスイ飲めました。
ホームパーティーなら、オレンジ&マンゴーmixにスライスオレンジやスライスレモン、カットブドウなどを加え、大きなガラスボウルに氷を入れて出せば、アルコールがNGな子どもから高齢者まで、幅広い年齢層に楽しんでもらえそうです。
飲み方、楽しみ方に、これといった決まりはないので、どちらも自分の好きなようにアレンジしたいですね。
開発者の方は、シャーベット状に凍らせた「フローズンスタイル」もオススメと仰ってました。
夏の暑い季節には嬉しい~
ビール系のノンアルを代替的に飲んできた人も多いかと思いますが、夏らしく、ジューシーで華やかなスパークリングのノンアルサングリアを楽しむのもアリですね。
これならランチタイムから堂々と飲めます(笑)
オープン価格で、参考価格は税抜290円前後。
本日から店頭に並びます。
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