杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

年賀状の見極め

2008-12-30 10:34:15 | 吟醸王国しずおか

 穏やかな年の瀬を迎えています。28日(日)夜に、同級生と今年最後の忘年会を開いて久々にカラオケを楽しんだ後、29日からはいつもどおりの仕事。ギリギリ刷り上がった年賀状を印刷所へ取りに行き、デザイナーさんから届いた吟醸王国しずおか映像製作委員会会報誌『杯が満ちるまでvol.4』をカメラマン成岡さんの会社へ届け、ふたたびお仕事。

 

 ちょうど県のSTOP温暖化アクションキャンペーン報告書の編集作業をしていたので、夜はNHKの環境番組を観ながら、自然エネルギー100%を実現しちゃうような国は、政治が、どこに集中的に資本投資すればいいのかしっかり見極め、思いきった決断ができたからなんだなぁと感心しました。

 

 

 今年は映画制作などでお世話になった人が多かったため、年賀状はいつもより若干多めに用意したのですが、誰に出す・出さないって見極めが難しいですよね。今年もらった年賀状を整理してみても、ホント、いろ~んな人がいます。

 

 たぶん1回名刺交換しただけなのに、先方の名刺交換リストか何かに私の名前と住所が保存されて自動的に年賀状のラベル印刷に回った…なんて人、こっちが先に出したから返してきたというような人、こっちが出していないのになぜか消印1月8日過ぎにくれた人、「来年からは年賀状を出しません」宣言した人も数人いました。

 出さない宣言をした人に出すのは迷惑かと思いつつも、本当にお世話になった人ならどうするか? メール賀状にした人に出すべきか?う~ん…。

 

 いろいろ考え出すと、だんだん出すのが面倒になって、や~めた、と言いたくなるんでしょう。年賀状交換というのは、無駄も多い、地球にあんまり優しくない風習かも。

 

 

 そうは言っても、元日の昼前ぐらいになると、自宅ポストに年賀状が入っているかどうか気になります。今年は何通来たかなぁとか、最近親しくなったばかりのあの人からは来ているかなぁとか、年に1度、年賀状でしか近況がわからないけど、20年30年とつながっている人もいます。

 自分にそんなワクワク感があるうちは、自分からもちゃんと出そうと思います。

 

 嬉しいことに、時々、「まゆみちゃんの手描きイラストの年賀状が毎年楽しみ」と言ってくれる人もいます。

 刷り上がったばかりの丑年の年賀状は、いつもの細かいペン画に比べたらちょっと手抜き感がありますが(…反省!)、私自身の今の心境を正直に描いたものです。

 

 いつも大みそかの夜、実家で紅白を観ながら充名書きをするので、元日には届きませんが(…反省×2)、お待ちくださいまし。

 

 吟醸王国しずおか映像製作委員会会員のみなさまには、年明けにお届けする第4号、読み手の苦労も考えず(苦笑)、桁外れの文字量でこの1年を振り返った渾身の報告レポートになっていますので、ぜひぜひお楽しみに!