4月3日船橋大神宮の水神祭に行ってみました。
名前のとおりこのお祭りは雨が降ることが多いようですがこの日もどんよりと曇っていて雨が心配でした。
まず京成電車の大神宮下駅で降りて神社の方に行ってみました。
拝殿です。
お祭りは船橋港で行われているためこちらは閑散としていました。
常盤神社
灯明台
船橋大神宮ではこちらが有名です。
古来、海運業者や漁業者から信仰を集めていた船橋大神宮の境内には常夜灯があり、船橋沿岸を航行する船の目標となっていました。
しかし戊辰戦争で焼失しましたが寄付金などで再建された灯台だそうです。1,2階は和風、3階は灯室で西洋式デザインを取り入れた六角形の作りです。
昔は東京湾がすぐそばにあり、大神宮は波打ち際にあったのでしょうか。海の神様です。
なお「千葉県指定有形民俗文化財」となっています。
それでは港の方に行ってみましょう。今では2km近くあります。
建造費にどのくらいの費用がかかるのか分かりませんが日本の津々浦々の湊に新品のような漁船が係留されているのでしょうから日本人は金持ちですよね。
だいたい日本人の半分以上がサービス業で綺麗な手をして空調の効いている場所で働いています。が、
夜も明けぬ前から鉢巻して船団を繰り出していく(目一杯ハイテク船でしょうが)漁師さんが元気なのは頼もしいですね。
どこかで見たような典型的なサービス業の男性がいました。
あいかわらず口は達者なようで・・・
隣にいた若い人たちのグループが「でっけぇ顔してるなぁ」などと話していましたが回りからは尊敬や、ねぎらいの言葉は皆無でした。
この後お決まりの参議院議員の何とかさんや市長・・・・挨拶が続きました。誰も聴いていないよと言いたくなります。
さていよいよ神事が始まるようです。
雅楽を奏でる人たちもスタンバイです。
この時パラパラと小雨が降ってきました。
単なる気象の現象なんでしょうけどやっぱり神様はいるんじゃないかと一瞬思い、空を見上げてしまいました。
水神祭は海上での安全や豊漁を願う伝統的行事で船橋漁港の漁師さんにとって重要な神事です。
水神祭の大きな特徴は船上で神事を執り行う事です。
それでは猿田彦の舞をはじめとする神事です。
最後に見物人に紅白のお餅が振舞われました。
ご隠居もやっと三つつかみました。
昼間の神事でも結構良かったので生きているうちに九州・高千穂の夜神楽なんかの写真でも撮りに行きたいなと思いました。