木更津から亀山まで行ってみました。
ここは32.2㎞ですが、17往復ありますが木更津から亀山までは7本しか気動車がありません。
この間行った東京ドイツ村はこの途中にあります。
木更津駅を出て、すぐに広大な湿原地帯です。まっすぐ延びる線路の先には上総の山々が遠くに眺められ、車両の両側にはどこまでも田んぼが広がっております。
犬を連れたおじさんが歩いていたり、サギなどの大きい野鳥も見えます。
次は久留里に着きました。戦国時代に里見氏、江戸時代には土屋氏、黒田氏など徳川の大名が居城とした久留里城の城跡があります。
それほど広くはなく、歩道も整備されているので車いすでも安心してみることができます。案内板に沿って気軽に歩いて房総の眺めと歴史、自然に親しんで行きました。
久留里城は築城時に雨が多かったことから雨城とも呼ばれていました。
清澄・三石山系に降る雨に恵まれた久留里は、環境省の「平成の名水百選」にも選ばれるなど名水の里としても知られています。町内各地に伝統的な白噴井戸が掘られていて、一般公開されている井戸も豊富にあります。散歩がてら美味しい水巡りを楽しむのも一興です。
実際に飲んでみましたが、やっぱり百選に選ばれるだけあって味がいいなと思いました。
久留里駅を出るといよいよ房総丘陵エリアへ。トンネルも登場し、車窓風景も山岳地帯を走る列車のような雰囲気へと変わっていきます。線路に付かず離れずで流れていた小櫃川の谷も深くなってきて、途中では美しい渓谷も眺められます。18分ほどで木造の小さな駅舎が建つ上総亀山駅に到着します。
これが終点の亀山です。
なんとなく終着駅という感じがしませんか?
昔はこの先小湊鉄道につなぐ予定があったのですが、中止になってしまいました。
上の写真は私が撮ったものではありませんが、亀山湖の非常にきれいな写真です。
上総亀山駅から車止めを過ぎ、7分ほど歩くと「亀山湖」の湖畔に出られます。こちらは小櫃川の上流部に千葉県で初めてつくられた多目的ダムで、県内でも最大規模を誇る亀山ダムの施設です。
人工的に造られた湖とはいえ、緑の山々と切り立った崖に囲まれた湖畔は上記の写真のように自然の宝庫。湖面に映える亀山水天宮の赤い鳥居も神秘的な雰囲気です。
特に夕方の景色は素晴らしいです。
今日はここまで。また次回お会いしましょう。
久留里駅前に、美味しいと評判の中華料理店があります。
テレビなででも紹介されています。
でも、、そのお店の外観は、、呆気にとられるほど、洒落気がないです。
びっくり+美味しい=旅の楽しみ
「喜楽飯店」です。