銚子にやって来たらやっぱり犬吠崎灯台は定番ですね。
銚子電鉄の犬吠駅の踏切を渡ると白い灯台が見えてきます。
日本の海辺を歩くと代表的な景観ですね。
青い空に青い海、そして白い灯台。平和な景色です。
水面から灯火まで52.30mです。
昔は行く手左側にはお土産屋さんや食堂が並んでいましたが最近はお洒落な店もできました。
犬吠テラステラスという店舗です。今年の元旦に開業したそうです。できたてのピッカピカのお店です。
2階はおみやげやさんに海側には眺望のいい椅子、そしてハンモックもあって寝ながら太平洋が見物できます。
一階は喫茶室にパーラー、軽い食事もできるようになっています。
ご隠居はここまで来たので隣のいつもながらの食堂で海鮮丼を食しました。
白いポストが見えてきました。
以前に行った九十九里の海の駅には水色のポストがありましたね。
最近はポストも昼間から赤い顔して置いてあるわけではないようです。
このポストから投函すると、灯台の風景印で手紙が届くそうです。
それでは中に入ってみましょう。
狭い99段の階段を上って最後は急な梯子です。ミニスカートではやめましょう。
今はミニなんかはいているいる女性なんかはあまりいませんね。
犬吠崎灯台です。素晴らしい景色です。
この灯台を建設したのは「日本の灯台の父」と尊敬されているスコットランド人リチャード・ヘンリー・ブラントさんです。
1874年初点燈が行われました。
彼は明治元年に横浜に到着、8か月間で26基の灯台、灯船を築造したそうです。
そういえば富岡製紙工場でもフランス人のポールブリューナが独身で日本にやって来て懸命な努力で完成させてくれました。
破格な待遇で日本政府は迎えたのでしょうが当時の外国人は技術者魂で作ってくれましたね。
そうそう餘部鉄橋なんかもそうですよね。
日本人も技術力は世界一とか自負しているわけですので後進国にどんどん出向いて行って助けてあげたらいいと思います。
1876年に帰国して、1901年ロンドンで亡くなってウエスト・ノード共同墓地で安らかに眠っているそうです。
現在は殆どの艦船がGPSで運行されているのを天国でどう思っているでしょうか。
君ヶ浜の海辺も素晴らしくよく見えます。天気が最高です。
潮風に当たってやっぱり錆びますよね。
むずかしい話は別にしてなんだかほっとします。
灯台資料館に寄るるのを忘れました。国産第1号のレンズがあったのに。
再び外に出ました。
灯台のある風景は本当に日本らしくて好きです。いつまでもお元気で。
灯台下の遊歩道に出てみました。
潮風が気持ちいです。今年は南房総の初春のお花畑からはじまって晩秋の犬吠崎までやって来ました。
穏やかな時間が過ぎていきます。
灯台が示すのは陸への道標だけではなく明日へ続く希望です。(観光パンフレットより)
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