今回は「奥の細道」をお休みして鳴子温泉駅周辺を歩いてみましょう。
というのも毎回芭蕉さんと曾良さんの会話を考えるのもしんどいのでお休みです。
まず潟沼(かたぬま)に行ってみました。
約1200年前の爆発によってできたカルデラ湖です。日本有数の強酸性湖なのでエメラルドグリーンの輝きが神秘的です。
秋の紅葉の頃、山々の色彩と沼の碧さが絶妙だそうですよ。
理科の実験などでもいろいろ試験管に混ぜていてこんな色が出るとわくわくします。
もっとも下北半島の恐山の麓の宇曽利山湖も
こんな色していますが周辺が殺伐とした石の河原で水子供養の風車(かざくるま)が回っていたりすると不気味な感じがします。
同じ色でも環境によって全く印象が違います。
次は名勝鳴子峡です。
鳴子峡レストハウスからの展望がいいようです。
お馴染み、どこのポスターでも見かける大深沢橋が見えます。
陸羽東線鳴子トンネル
自分なりにポスターに真似して撮ってみました。紅葉の時ほどのインパクトはありません。
とにかく列車の本数が少ないので一時間以上粘ってやっとキハ100系の写真が撮れました。
紅葉シーズンではないのであっという間に愛想なく行ってしまいました。
鳴子駅に貼ってあったプロが紅葉の時撮ったポスターです。右後ろに小さくキハが見えます。このくらいの角度がいいのかも。
鳴子峡遊歩道は100mもの高さのある崖を見ながら大谷川に沿ってV字谷を歩くことができますが現在は落石のため通行止めになっています。
残念!
47号線出て少し歩きまた散策路に入り日本こけし館の前に出ました。
こけしは江戸時代末期(1804~1830)にお椀やお盆を挽く木地師たちが、わが子に玩具として与えたのが始まりで東北各地の温泉地で発展したそうですよ。
館内には沢山のこけしが展示されていますが撮影禁止なので残念でした。
実演販売の場所だけは撮影OKでした。
鳴子町では毎年こけし祭りも開催されています。興味のある方はどうぞ。
さて日本こけし館の前の道を下っていくと奥の細道にも記述のある問題の「尿前の関(しとまえのせき)」があります。
次回に紹介します。
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