ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

真岡鉄道の旅(益子陶器市)

2017年05月21日 | 旅行

真岡駅より気動車に乗り益子駅にて下車しました。

第99回益子陶器市が開催されていました。5月のゴールデンウィークはどこでも陶器市が盛んなようです。

ご隠居が博多に住んでいた頃、有田の陶器市に行って珈琲カップを買ってきたのを思い出しました。

益子駅には大きなモニュメントがありました。連休のわりには電車が空いているなと思っていたらここから秋葉原行きの高速バス「関東やきものライナー」が出ていてバス停はすごい人でした。

身内が経営しているバス会社かもしれませんが庭先からお客とられているようで鉄道会社の人は気分悪いでしょうね。

駅から広い道幅の「城内坂通」を1kmぐらい歩くと会場である益子焼窯元共販センターに着きました。

大きな大きなタヌキのお出迎いです。

さすがにすごい人です。

いろいろ並んでいますが車で来ないといいものがあっても買う気が出ませんね。重いのでぶら下げて帰るのはちょっと・・・。です。

古本市なんかだと無理して買ってしまうのですが。

地元ばかりではなくて各地から出品されているようです

旧濱田邸にやって来ました。

濱田庄司氏は陶芸家で昭和5年からこの地で数々の作品を制作しました。

陶芸家というとご隠居なんかはすぐに頑固おやじを思い浮かべてしまいます。

しかし濱田氏は現日比谷高校を卒業後、現東京工業大学をへてバーナード・リーチと英国に渡り共同で築窯しています。

ものすごい経歴のエリートです。

人間国宝、紫綬褒章、文化勲章を受章。

この家は江戸時代市貝町で建築されたものを移築、濱田氏が実際に住んでいた萱葺き屋根の邸宅です。町の文化財。

登り窯

山の斜面に造ることで炎の余熱を余すことなく利用できる窯の構造になっているそうです。

つまり少ない薪の数で多くの作品を焼き上げることのできる構造になっています。

時間もないので展示品を見ながら益子駅に戻りましょう。

真岡鉄道の終点茂木駅(もてぎ)にやってきました。

駅舎を出ると広い通りになっていますが人出はまばらです。

途中車窓から見えた道の駅は満車ですごい人でした。

水戸はわかりますが、「那珂川町」「那須烏山町」「常陸大宮町」など地名は知っていますが現在いる立ち位置がぴんときません。

とりあえずSLに乗るのが目的だったのでこのへんで撤収しましょう。

茂木駅構内です。

「SLもおか」も、もうひと頑張りです。気のせいか朝ほど元気がなさそうです。疲れちゃったかな。

医者なんかでも年よりが一日暇なくせに朝早いうちが滅茶苦茶混んでいるのは先生が元気なうちに診てもらうという気持ちでしょうか。

ご隠居なんかは看護師さんに「午後の方が空いていていいよね」と言われるので「先着10名様診察料半額」とかない限り午前中は来ないとか言って威張っています。馬鹿。

失礼して内部をパチリ。蒸気機関車もオートマがあればいいのにと石炭くべている人は思っているかも。

レトロ感ありますね。

あっちこっちでSLが走っているせいか空いていました。午前中の下りの方が混んでいるようです。

乗車記念証

JR各駅であらかじめ整理券を購入しておくと車内で車掌さんがこの切符と替えてくれます。

真岡鉄道各駅でSL乗車券を購入すると写真入った綺麗な切符が貰えます。

さようなら。真岡鉄道。

 

コメント
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