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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

秋の高校野球県大会初戦で一高敗退

2012年09月14日 | '13夏チームの球跡
◆秋の高校野球岩手県大会◆1回戦

  盛岡中央 010 040 103 9
  盛岡一高 001 400 100 6


・一高バッテリー: 小田島、立花、吉田(創)-荒屋敷

・一高先発メンバー
   1.④澤村(2年附属)
   2.⑧三浦(2年附属)
   3.②荒屋敷(2年附属)
   4.⑨砂子田(2年城西)
   5.⑤福田(1年河南)
   6.①小田島(2年厨川)
   7.③吉田(泰)(2年南城)
   8.⑥佐香(2年宮古河南)
   9.⑦道又(2年大槌)

【感想】
敗因の予測は出来るのでそんなに落ち込んではいないが、試合内容を振り返る心境ではないので「感想」ということで独り言を記す。

「ありゃ、いつもの小田島と違うな~」
と感じて進んだ試合は4回終わって5-1と一高がリード。

「しめしめ、このまま、小田島どうにかごまかして投げ切れ!」
と思って見つめた5回表、アっと言う間の同点劇。

いつもとは違う展開に救援の立花、吉田(創)の調子が上がらないものの、何年か振りに見た(前回は覚えていない)9番道又の見事なスクイズで7回裏同点。小生や周りの人は「一高はスクイズしない高校」というセオリーが刷り込まれているので、正直身震いするほどビックリした。

何度かあった盛岡中央の絶好機をギリギリのところで防いで来た一高だったが、9回表3点を挙げられ追い上げならず試合終了。

打線はそこそこ力を出せたと思うが、投手陣は準備不足だったように思う。先発の小田島はいつもの切れがなかったし制球もままならなかった。練習試合を含めてこんなピッチングを見たのは初めてだった。万全な準備が出来ていればと思うと口惜しい気持ちもなくはないが、一高生の宿命なのであきらめるしかあるまい。そう言えばテスト期間中とのことで応援団の姿もなかった。

スクイズやクリーンアップの送りバント、積極的なバント守備、しつこい一塁牽制など、今の一高が「緻密な野球」を目指している姿勢が見て取れた試合でもあった。

いろいろな事情があって今日敗れたが、これが、わが盛岡一高の本来の姿ではない。ハンデを乗り越えて栄冠をつかむためにチームの底上げをもっともっと図らねばならない。

力はある!
目指すは2013年夏の甲子園!
努力の向こうに甲子園はある!
夢をあきらめるな!盛岡一高!


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