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盛岡農戦試合観戦しての感想

2015年05月04日 | '15夏チームの球跡
まずもって、
4年ぶりに春季県大会出場を決めた盛岡一高選手諸君、スタッフの方々、大友幹事長さんを中心とする盛岡一高球親会の皆さん、とにかくいがったです!おめでとうございます!

歴史と伝統の盛岡一高ですが、この4年間、いろいろなことがありました。そして、秋季大会の単独チーム出場も危ぶまれてスタートした2015年でした。練習試合の様子で正直半分以上は「県大会」の3文字を諦めて足を運んだ球場でしたが、選手諸君がよくぞのびのび野球で次のステップをつかんでくれました。これで、試合経験をまだまだ積むことができます。もっともっとうまくなれるでしょうし、夏に向けての経験も積むことができることになりました。期待は膨らむ一方です。

さて、冷静さを取り戻して今日の代表決定戦:盛岡農業戦を振り返ろうと思います。

試合は立ち上がりが大切ですが、先発の高橋、無難に三者凡退で1回の表を終わりました。「行けそうだ!」のイメージが出来上がった試合開始でした。

そして、2回表の二死2、3塁のピンチを凌いだ、その裏の盛岡一高は二死後下位打線に回りますが、打席は今大会当たりに当たっている片岡。期待通り見事な三遊間ヒットで出ると、8番高橋も続き、9番俊足荒の見事な三遊間クリーンヒットで1点先制!

3回裏にも伊藤の内野ゴロで1点追加し2-0とリードを広げる盛岡一高。

5回表、盛岡農の攻撃は二死1、2塁。
1番打者の打球は二遊間センターへ抜けるゴロ、これに盛岡一高セカンド相原が懸命に飛びつき好捕、すぐさまセカンドカバーのショート伊藤へトスで一走アウト!相原の超ファインプレーがチームの士気を鼓舞し、6回表、一死満塁の大ピンチも盛岡一高守備陣が凌ぎ、エース高橋を盛りたてる。

相手の最大のチャンスを積み取って迎えたその裏。
「盛農ががっくり来ているので、ここで取る1点は2倍にも3倍にもなるからここでなんとしても得点を!」と叫んで見つめるこの回、一死一三塁で、またしても9番荒のサード頭上越えのタイムリーで相当なダメージを与える3点目を追加!!!

その後、駄目押しのチャンスはあったが追加得点を上げられない盛岡一高はエラーも出てピンチを迎えるが、昨秋と見違えるような冷静さで後続を断つエース高橋雪天の投球が冴えわたり完封勝利を上げ、ついに4年ぶりの春季県大会出場を成し遂げた。

今年の盛岡一高は下位打線が特にいい!
シャープな振りの7番片岡、昨秋から見違えるバッティングの8番高橋、俊足をちらつかせつつ巧打の9番荒。そして、守備広範囲が広い相原。

正直、上を目指すためにはいろいろ課題もあることがわかった今日の代表決定戦でしたが、あえて、今日は書きません。みんな、みんな、勝ってうれしいのですから(笑)。個々人の選手が課題を感じて夏まで頑張ってくれればいいです。

こんなに
「勝つ」ことがうれしいものなんだなーっ!
と思ったことは本当に久し振りです。

また、6日の【準決勝】盛岡市立戦でも、
盛岡一高硬式野球部らしいのびのび野球で行きましょう!!!

頑張れっ!盛岡一高硬式野球部!!!

【追伸】
自分的には文章滅茶苦茶ですが、生の感動ですのでご容赦ください。

一高4年ぶりの春季県大会へ!

2015年05月04日 | '15夏チームの球跡
春季高校野球地区予選【代表決定戦】
 盛岡農 000 000 000 = 0
 盛岡一 011 001 00X = 3

盛岡一高先発メンバー
 1.⑧平(北陵3年)
 2.④相原(北松園3年)
 3.③及川(岩大附属3年)
 4.⑤大友(黒石野3年)
 5.②佐藤(黒石野3年)
 6.⑥伊藤(北松園3年)
 7.⑦片岡(見前3年)
 8.①高橋(岩大附属3年)
 9.⑨荒(岩大附属3年)

わが盛岡一高があの小野寺健太世代以来4年ぶりの春季県大会出場を決めた!

今日も見せたぞ!はつらつ一高野球!!

今日のキーワードは、相原の守備、片岡と荒のバッティング、そしてピンチをしぶとく凌いだ高橋。一戦一戦成長している姿が実にうれしい!

とりあえず速報でした。
あとで、ゆっくり詳しい感想を記しますので、今しばらくお待ちください(笑)。