奇跡を呼ぶ甲子園の雰囲気

昨日の秋田商業最終回の攻撃、甲子園の雰囲気は異様だった。

スタンドの誰もが拍手で秋田商業の攻撃を後押し。仙台育英は必死に守り切り勝利を手にした。

過日、一高バックネット裏で同席した吉田治夫大先輩がこんな話をしていたことを思い出した。

ブルペンで何球でも同じ所に投げれる男、初戦も２戦目も冷静に普段通りのピッチングが出来た強心臓の男、あの、さすがの小笠原敬二も盛岡一高応援団以外の全ての人が興南高校を応援する甲子園の雰囲気に呑まれて手許が狂ったらしい。

甲子園には魔物が住む・・・

甲子園を席巻する花巻東野球

好き嫌いは別にして・・・
甲子園、花巻東の試合について触れておきたいと思います。

今や全国区のビッグネームとなった花巻東。

今年の試合も見事でした。

仙台育英戦は序盤の失点が痛く１点差で敗れたものの、神懸かり的な守備力と監督の自在な采配で相手を揺さぶり、土俵際で堪え、仙台育英を追い詰めました。

「いくつもの攻撃パターンを持つ花巻東」
と、実況のアナウンサーが何度も口にしていましたが、まさしくその通り。

盗塁数には表れない果敢な走塁と隙のない攻撃。

見ている自分が知らず知らずのうちに試合に引き込まれていることがわかります。

こんなチームを相手に戦って勝たないと甲子園を掴むことができない現実を考えると複雑な思いですが、確実に岩手の高校野球のレベルは上がっています。

もうすぐ新人戦。
わが母校、盛岡一高頑張りましょう！

近畿インターハイ競泳男子予選

【50㍍自由形】 8組 ⑤向中野元気（盛岡一高3年）23秒90
【200㍍ﾊﾞﾀﾌﾗｲ】 3組 ⑩一戸元喜（盛岡一高2年）2分8秒64

向中野、一戸ともに決勝進出ならず。
まだ競技が残っている。頑張れ！