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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

海の都の物語(5)-塩野七生

2020年10月18日 | 読書

評価3

ヨーロッパ世界は15世紀後半から大航海時代に突入し、地中海貿易にしか活路を見出せないヴェネツィアは周辺の大国ポルトガル、スペイン、フランス、トルコ、神聖ローマ帝国などと微妙な外交戦を展開。各国の思惑をはらみながらトルコと幾度となく戦火を交える。

ローマ帝国恒例のペルシアや蛮族との戦同様、ヴェネツィアも単独だったり、神聖ローマ帝国、ローマ法王庁、スペインと連合艦隊を組んだりしてトルコと戦って、その後、講和を結んだりと、とにかく対トルコ対策に忙しい。

胡椒貿易の縮小から手工業(毛織物、絹織物、石鹸)、印刷・出版業の振興への切り替えに成功したヴェネツィアだったが、16世紀半ば以降は人口的に小国ゆえの乗組員不足から海運業の衰退が露わになって来る。

【追伸】特許制度を確立したのはヴェネツィアだそうです。

これぞ文武両道!

2020年10月18日 | 白堊な人々
今年正月の箱根駅伝、関東学生連合チーム主将として10区を走った盛岡一高OB阿部飛雄馬君(当時東大4年)が、昨日行われた箱根駅伝予選会に東大大学院チームの一員として出場、チームは37位、阿部君の個人成績は150位タイムは01:03:48でした。

飛雄馬君ガンバレ!