評価5
再読(前回2020年4月5日)。
紀元前753年、ロムルスという若者と彼に従う3千人のラテン人によりローマは建国された。その後七代にわたる王政は244年目の紀元前509年で終わり任期1年の二人の執政官が統治する共和政時代に入る。一千年にわたる古代ローマの興亡の物語がいま幕を上げる。
<歴代の王>
・初代 ロムルス
・二代目 ヌマ
・三代目 トゥルス・ホスティリウス
・四代目 アンクス・マルキウス
・五代目 タルクィニウス・プリスコ
・六代目 セルヴィウス・トゥリウス
・七代目 タルクィニウス(五代目の子)
被征服民を隷属化せず、奴隷にもせず「ローマ化」するという基本的な考え方を建国以来頑なに守り続けたのがローマ人だった。ここが、「わが道を行く」ギリシャ人と絶対的に違うところ。
2年ぶりの再読です。急がずネットで詳細を調べつつ読み直して行きたいと思います。