
評価

再読(前回2019年6月25日)。
北海道を舞台に、結末のない物語が作者の孫娘から巡り合った人々へ手渡される。夢を追う彼らの描く結末は?小樽、富良野、美瑛、旭川、札幌、網走、洞爺湖、知床、摩周湖をめぐる一人旅に明日への葛藤と決意をみつける物語。
①空の彼方②過去へ未来へ③花咲く丘④ワインディング・ロード⑤時を超えて⑥湖上の花火⑦街の灯り⑧旅路の果て
場所、登場人物を変えつつも、一つのテーマが流れて行く著者お得意の構図。そして、見事なラスト!ほんと見事としか言いようがない!数ある湊かなえ作品でも、私はこの作品が一番好き!大好き!何度でも読みたい!読んだら絶対北海道に行きたくなります!
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