涙(上)ー乃南アサ 2020年03月10日 | 読書 評価 乃南アサ13冊目。 時は1964年東京五輪開会式前日。翌月に結婚を控えていた萄子は、婚約者の刑事・奥田勝から「もう、会えない」と突然電話で告げられる。まもなく、奥田の先輩刑事の娘が殺され、彼は行方をくらます。ここから、萄子の奥田を探す旅が始まる。川崎のドヤ街、熱海の温泉旅館、郡山。真相が闇の中のまま下巻へ。結末やいかに・・・? ただただ、萄子が奥田を探し歩く場面が繰り返されるのだが、物語に吸い込まれる。これが乃南アサの筆力の凄さ!当時の世情が何度も顔を出し、懐かしい。 « 独ソ戦(絶滅戦争の惨禍)-... | トップ | 涙(下)ー乃南アサ »
コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます