評価
再読(前回2018年5月27日)。
ロシア語通訳者・米原万里さんが通訳者の本質とその苦労を数々のエピソードを交えて伝えてくれる。盛岡に疎開していた英語通訳者がズーズー弁を通訳するのに四苦八苦した話に笑った。ダジャレは通訳できないらしい(笑)。
(著者得意の)下ネタあり、笑えるエピソード満載の中、記憶の謎、言語学に通じるかなり難しい分析もあり、読み応え十分!同時通訳の内幕も満載!知的好奇心を刺激してくれる本です。ちょっと時代背景が古いですが、さすが読売文学賞受賞作品です。
【追伸】
私の中での同時通訳者と言えば、アポロ11号月面着陸の時の西山千さん!
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