白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

対水高<一高応援席>

2020年07月18日 | '20夏8強チームの球跡
「水沢3-6盛岡一高」
少々、尻すぼみの試合でしたが、初回の集中攻撃が効いて難敵・水高に勝つことができました。これで、秋夏連続の8強です!次戦は、強豪・盛附、失うものはなにもありません。4番高橋怜大を柱に打って打って打って打ちまくり、守り抜くだけです!一高ガンバレ!ガンバレ!ガンバレ!

とりあえず7回表終了、3-6一高

ピンチで中継が寸断・・・ああ~~~~~~

勢いは水高に移っている。7回要注意だよ。

6回表、水高2点タイムリーの配球に疑問?
まー点取って行きましょう!

裕平ガンバ!!!!断ち切ってくれ!

少々中だるみ(俺も・・・?)
ネジを締め直していがねど、あいでは乱戦に強い水高なので要注意!

守りはこのままで行って追加点!怜大の一発に期待!

よしよし、5点差で中盤だ。畳みかけて行ぐべし一高打線!

咲郎いいよーーーーー!!!守りがっちり行きましょう!!!

怜大ナイス犠牲フライで6点目、7点差目指しましょう!!!

1回5安打の集中攻撃、見事!!!いげるいげるぞ一高!!!

金沢もタイムリーで5点目!!!

森もタイムリーで4点目!!!

キャプテンのタイムリーで3点目!!!いげーいげー一高!!!

怜大いいぞ!!!!!2ランタイムりー!!!!!

ナイス三者凡退!!!行ける!行ける!

試合開始!菅がんばってけろーーーーー!!!!

わが家では、戦い前のマイテーマ曲「夢をあきらめないで」が流れております!

気が向いた方はコメントをどーぞ(笑)!

行げ行げ一高!!!

天翔るー村山由佳

2020年07月17日 | 読書
評価3

北海道を舞台に、不登校になった少女が馬と出会い、エンディランス競技(乗馬耐久競技)の世界最高峰レースへ挑戦する物語。著者の村山由佳は「星々の舟」で2003年直木賞受賞。

月寒に住む岩館まりもは父親と祖父母との3人暮らし。仕事中の落下事故で父・蓮司を亡くしたまりもはほどなくいじめを受けて不登校となる。そんな時、石狩湾の志渡銀二郎の牧場に通う大沢貴子と出会い乗馬の楽しみを知る。エンディランス競技の普及に心血を注ぐ東京の大手芸能プロダクション社長・漆原の目に留まったまりもは15歳の時厳しい訓練を経て、愛馬サイファとともに渡米、100マイル(160㌔)を走破する世界最高峰のレース・テヴィスカップに挑むのだった。

エンディランス競技、初めて知りました。なかなか興味深い話ではありましたが、不登校となり自傷までするまりもや男性不信に陥っていた貴子、自分を裏切った仲間への口惜しさを秘める志渡の揺れる心についての掘り下げが浅く、物足りなく感じました。立ち直る兆しもなく物語がエンディングをむかえたのも残念でした。

危機と克服(上)-塩野七生

2020年07月16日 | 読書
評価4

・第6代皇帝ガルバ(68年6月18日~69年1月15日)
・第7代皇帝オトー(69年1月15日~同年4月15日)
・第8代皇帝ヴィテリウス(69年4月16日~同年12月20日)

血族の継承から武力での継承に移行したローマ皇帝の座にわずか1年半の間に3人が座ることになり、ローマ帝国は混迷する。ガルバは北部スペイン属州(ヒスパニア・タラコネンシス)総督、オトーは西部スペイン属州(ルジタニア)総督、ヴィテリウスは低地ゲルマニア司令官で、武力は持っていたが、それぞれ、傲岸、生硬、怠惰という各人の性格に由来する統治能力のなさが露呈して、いずれも短期間で破滅した。

ヴィテリウスの首都入りと機を同じにして、元ユダヤ方面司令官・ヴェスパシアヌスを擁立するドナウ軍団を中心とする軍勢がポストゥミヤ街道を西進、第2次べトリアクム戦を経て、150年ぶりのローマでの市街戦でヴィテリウスは死をむかえる。

悪名高き皇帝たち(4)-塩野七生

2020年07月12日 | 読書
評価5

5代目皇帝ネロ(54年~68年)

母の後押しでネロは16歳で即位。「暴君」が代名詞のネロだが、補佐役にセネカを据えて①国庫の一本化②間接税全廃③通貨改革④大火災後のローマ再建等のまともな政策も行っている。

が、如何せん、母(アグリッピーナ)殺し、妻(オクタヴィア)殺しに始まって、吟遊詩人気取りでギリシアに演奏旅行に出かけたりと、後年は元老院及び軍団、市民から「国家の敵」とみなされてスペイン総督のガルバにその地位を追われることになる。ここで、アウグストゥスが始めた血の皇位継承「ユリウス・クラウディウス朝」は100年で幕を閉じるのであった。以後は、実力の世界の住人が皇帝の地位を担うことになるのだろうか・・・

【追伸】
歌の競技会に出場したネロに「面倒だから初めから優勝者に決めておきましょう」と持ち掛けた元老院に対して「他の出場者と同等に扱って欲しい」と申し出たネロ。結果は定かではないが、同時代人の評では「下手の横好き」程度の実力だったそうな(笑)。

窓ー乃南アサ

2020年07月11日 | 読書
評価4

「鍵」の続編。
高3になった麻里子の周囲でまたしても不穏な事件が起こる。ある高校の同窓会での毒入りジュース事件、高校教師惨殺事件。どちらも麻里子同様聴覚障害を持った少年が犯人扱いされるが、真犯人は高校に恨みを持った男だった。

犯罪そのもののよりも前作に引き続き家族の成長を核とした物語である。姉・秀子は結婚、兄・俊太郎は大学院へと進む。一歩、大人に近づいた麻里子の将来は・・・?

途中まで惨殺された男が俊太郎だとばかり思っていて、先を読むのが実は辛かった!いやはや、乃南さんに騙されたっす(笑)!