(食べログより)
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10月9日 国際報道2018
南アフリカ北部
国境近くにあるリンポポ州。
この地域では蚊が媒介するマラリアに感染し年間約100人が命を落としている。
マラリア対策が大きな課題となるなか
地元の保健当局に技術指導を行っているのが 都築中さん(44)である。
感染予防の専門家としてJICAから派遣され
マラリアの流行を事前に予測する調査・研究を行なっている。
(都築中さん)
「南アフリカでは地方になるとマラリアで亡くなる人がいて
経済的にも不利益を被る状況。」
蚊の幼虫を採取してマラリアを媒介する種類の蚊がどれくらいいるかを調べる。
蚊のデータと地域の医療機関で確認されたマラリア患者の数のデータを合わせて分析する。
過去のデータなどと比較することで
マラリアがどれくらい広がりそうか予測し
殺虫剤や治療薬などを効率よく配備することを目指している。
この調査はいま転換期を迎えている。
4年余指導してきた都築さんが任期を終え日本に帰国するのである。
このあとは地元の保健センターのマニヤシャさんが調査を引き継ぐ。
この日ふたりは最後の屋外調査に出かけた。
(都築中さん)
「皆さんすごく熱心で張り切ってやってくれて
これからも良い活動を続けてくれるかなと。」
(マニヤシャさん)
「私たちは都築さんのやり方をすべt吸収し
それ以上のことをやろうとしています。
残してくださった全ての方法を引き継いでいきます。」
南アフリカで始まったマラリアの流行を予測する取り組み。
人材育成を通して日本の技術が受け継がれようとしている。