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体に合ったスーツ着ていますか

2018-11-26 07:00:00 | 報道/ニュース

11月2日 おはよう日本


(ファッションの専門家 しぎはらひろ子さん)
「男性でスーツ着る人の8割は
 ゆるめのサイズのスーツを着ている。」
男性はもちろん女性も体にフィットしたスーツを求める動きが広がっている。
スーツ業界大手のAOKIが発表した女性向けスーツ。
40~50代を意識し
肩や袖
背中などが動きやすく
さまざまな体形にぴったり合うようにデザインした。
このスーツを開発できた秘訣はアメリカ製の機械。
赤外線センサーで全身を立体的に採寸。
わずか4秒で首回りや肩幅など400以上のデータを計測することができる。
AOKIは主力の紳士服でも体にフィットすることを重視。
10月から全国の店舗でオーダースーツの販売を始めた。
タブレット端末で生地の色味やネクタイの色を変えて
“自分に合う1着”というのをイメージできる。
ていねいな採寸。
既成スーツに負けじと
2着で4万8千円というセット商品も用意して
顧客層の拡大を狙っている。
(AOKI銀座本店 総店長)
「オーダースーツ市場は非常に拡大している。
 既製品だと上下セットになるので
 “上はいいけど下は会わない”という方もいた。
 オーダーは“上は上 下は下”で選べるメリットもある。」
東京銀座にあるオーダースーツの専門店。
店内にはレジがない。
採寸を済ませたあと
壁一面に展示された生地のサンプルから気に入ったものを自由に探す。
色やデザインはもちろん
ストレッチ素材や防寒使用のものなど
約300種類を取り揃えている。
注文は後日スマホから。
店頭で購入をせかされることなく自分のペースでオーダースーツを選ぶことができる。
(FABRIC TOKYO 社長)
「ファストファッションが増え
 モノがあふれている世の中になってきているが
 その中でも新しいショッピング体験としてオーダーメードを選択する客が増えてきている。
 画一的な既成の“作られたスーツ”ではなく
 自分のオリジナルなものを求める
 そういった世代が隆盛してきているのかなと。」
既成スーツ市場はクールビズ・ウォームビスなどによって4年で14%減少している。
一方でオーダースーツ市場はまだ小さいが4年で4,1%増とじわじわと伸びている。
納品までの時間も昔より短くなり
価格帯もこなれてきたことで
自分らしい体に合ったスーツを着たいという流れが生まれてきている。





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