10月18日 おはよう日本
平田恵依さん(34)。
10月上旬
NBAの開幕に向け都内のジムでトレーニングを続けていた。
(平田恵依さん)
「4年ぶりに復帰して
ことしは自分らしさ
自分の強みを生かして頑張っていきたい。」
平田さんは2012年
憧れ続けていたNBAの舞台に立つ。
オクラホマシティーのThunder Girlsに所属し
夢をかなえた達成感と充実感をかかえ
第一線を退いた。
帰国後
スポーツ団体のプロジェクトの一環で全国の小学校で夢を語る授業を行なっていた平田さん。
子どもたちからの何気ない言葉が自らを見つめ直すきっかけになったという。
(平田恵依さん)
「『恵依ちゃん先生 もうチアやらないの?』
『サンダーガールズになったところもう1回見てみたいな』と言われたとき
この子たちのためだったらもう1回頑張れるかも
そんな気持ちにさせてくれた。」
まだ自分にはやれることがあったのではないか。
再挑戦を決めた平田さんに子どもたちからの寄せ書きが贈られた。
あきらめないすがた すてきです
自信を持てば絶対できます!!
その言葉を胸にオーディションに臨み
合格。
切符をつかんだ。
開幕に向け平田さんが重点的に鍛えているのは上半身。
前回 体格の違いから生まれる存在感の差に圧倒されたという。
アメリカ人のダンサーたちに負けないダイナミックな踊りを目指している。
10月 アメリカに渡る直前
平田さんは夢を語った子どもたちを訪ねた。
(生徒)
「恵依ちゃん先生から諦めないことを学んで
サッカーでできないことでも一生懸命スキルを取得しようとした。」
「こっちも負けてられないと算数を猛特訓した。」
きっかけを作ってくれた子どもたちのために。
平田さんはもう一度自分の力を信じ
最高峰の舞台にのぞむ。
(平田恵依さん)
「やっぱりやりたいもの好きなもの
何でもいいと思うけれど
情熱を感じられるものに関してはとことん挑戦するべき。
その部分をお伝えできたらと思う。」