社会情勢が変化して、ICT教育など科学技術が発達しても、学校教育の本質は変わりません。
わたしが考えるのは、教職員は「教育の王道を行く」ということです。
それは、児童生徒や保護者、仕事や社会に対して誠実であることです。
また、フェアプレーで教育活動を展開するという意味です。
子どもは学校生活を楽しみたい、学習にがんばりたい、友だちをつくりたいと思い、願います。
保護者は子どもの成長を願う。それに寄与する教育を進めるのが学校教育の本分です。
教育とは、人とは人の人間的ふれあいによる営みです。
学校や教員の都合を優先させて信頼を失えば、教育活動は長続きしません。
子どもや保護者が学校を信頼してくれるから、学校が長続きするのです。
「誠実さ」をもって襟を正して、教育活動を続けていくという思いを、校長も教員も、すべての教職員が意識しているべきです。