1945年6月23日には、沖縄摩文仁の丘で、日本軍牛島総司令官が自殺して、沖縄戦の「組織的な」戦争は終わった日とされています。
アメリカ軍に追い詰められ、南部で抵抗を続けて、激戦となるにつれ、日米の両方で20万人もの人が亡くなりました。
そのうち、約半数は一般住民でした。
戦争は、いつも立場の弱い人が犠牲になります。
それは、約80年前のことではなく、現在もウクライナでは、一般住民の被害者が出ています。
沖縄を二度と戦場にさせない。
人間の命が脅かされ、地域の平和に揺らぎが見える今、沖縄の人びとの思いと願いを、私たちは大切にしたいと思います。