スポーツやトーナメント、芸術などで人どうしが競いあう場面はたくさんあります。
そのとき、周りがよく注目するのが、競いあう人同士を「ライバル」と位置づけることです。
ライバル同士がしのぎを削り、お互いが高まり合うことも確かにあるでしょう。
でも、他者には他者のよさがあります。また、自分には自分のよさがあるのです。
その点を見失わないで、自己を高める努力を続ける人がいます。
ライバルとは、同じ目標をめざして競うものだと思います。
同じ競技や試合、ゲームなどで二人が競い合ってはいても、めざすところが別々なら「勝った・負けた」で、自分を見失うことはないのです。
自分のプレーをやりきりたい、自分を高めたいという思いでいるならば、かりに優勝しても自分のプレーに満足できていないこともあるだろうし、優勝できなくても「やりきった」という満足感をえることもあるのです。
その次元にいたるなら、ライバルが相手ではなく、自分の目標が相手になります。
ライバルとはおたがいのがんばりを認めあう、尊敬し合える関係の人同士であると思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます