次の詩に心惹かれます。
「むねに届く」 山本純子
からだという住まいの
胸のあたりに
郵便受けがひとつ
取り付けてあって
時たま誰かのことばが届いたりする
郵便受けは手の届く高さにはないので
ほとんどのことばは
軒下に落ちている
おとなが子どものことばを確実に受けとめているかが、問われているように感じます。
子どものいうことばだからと高をくくっていると、おとなに子どもの声は届きません。
親としては、心に留めたいですし、学校の教師なら、どれだけ児童生徒のことばをキャッチでかるかの感性が問われます。
おとな同士でも、相手からのメッセージが届くかどうかは、自分と相手の関係によってきまるのだと思います。
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