いまの大学受験は、「総合型選抜・学校選抜」で受験する学生が増えています.
今春の私立大学の入試は、入学者の6割ほどがこの制度を使うと予想されています。
18歳の人口が減っていく時代を見据え、学生が安定して入学してくれる。
その大学の教育理念にマッチする学生が入学してくれる。
このようなメリットから、その時、その場の一発勝負になる一般入試とならんで総合型選抜・学校選抜は入試の柱となってきています。
総合型選抜は、大学が求めるアドミッション・ポリシーを基準に人物評価をします。書類選考、小論文、面接、プレゼン、グループディスカッションなどで受験者は選考されます。
学校選抜(学校推薦型選抜)は、受験者が高校からの推薦を受けて受験します。
同じく書類選考や小論文、面接が課されます。
以前ならこの制度は、一般入試のような学力テストを受けないので、学力の伴わない学生が問題視されたこともあります。
しかし、いまは「志望理由書」(1000〜2000字)や大学4年間の学習計画書の提出が求められて、たやすく合格はできないしくみになっています。
一般入試と併用して、今後もこの入試を選ぶ人が増えるのは間違いないでしょう。
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