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リスキリングが、いま注目されています。
Re-Skillingからきています。
企業が従業員に対して学習の機会を提供したり、個人が新しいスキルを身につけ、転職やキャリアアップをはかることです。
企業は事業を継続させる、個人としてはキャリアアップにつながります。
一方、いまは大学をはじめとするリカレント教育も勧められていますが、リカレント教育は、あくまで、個人の自発的な学びです。
それは生涯学習の一環としての教育ですので、リスキングとは意味が異なります。
さて、ではいま、なぜリスキリングが必要なのでしょうか。
労働人口が減っています。企業は人を経営のために活用する資源(人材)ではなく、人を投資の対象と捉えるように変わってきたのです。
これが最大の理由ですが、企業による社員の捉え方の本来に近づいたという見方ができます。
従業員の潜在能力の最大化を図るためにリスキリングが必要となっているのです。
業務の一環として従業員に新しいチャレンジをしてほしいと企業は考えるようになっています。
従業員も新型コロナウイルス禍以降、自分の価値を高めていこうという意識が強くなってきました。
リスキリングは技術的な面が注目されがちですが、社会からの要請だと捉えた方がいいでしょう。
「私は文系だから理系のことは無理」といったきめつけを取り去り、異業種のリスキリングにチャレンジする人も出てきています。
リスキングははじまったばかりですが、これから本格的になってくるでしょう。
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