わたしが子どもの頃、台風とはとてつもなくこわいものでした。
おそらく第2室戸台風(1961年)だっと思いますが、真夜中に家の裏の土手が崩れ、おじいちゃんが「水が出ている」と大騒ぎしていたのを思い出します。
日本では、水害は昔からあったもので、気象変動による台風被害はいまに始まったことではないのです。
台風が過ぎてから、親類の人から「どうもなかったですか」と連絡がありました。
いまでは、LINEでお見舞いの言葉が届きます。
ただし、今の台風は昭和の頃よりも、地球温暖化のため規模がずっと大きくなっています。
たとえば、1998年9月3日の夜に大阪を襲った台風では、わたしは勤務の中学校にいましたが、猛烈な風とともに、隣接する小学校の敷地からポプラの木が根元から折れ、フェンスの上に倒れ込んでくるのを目撃しました。
風と水、風害と水害。風水害の場合もあるでしょうが、台風後のお見舞いは「大丈夫だっただろうか」という気遣い、知り合いの人を想う気持ちの表れであり、人を大切に思う心情の表れです。
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