今度のドイツの方々との歌う会(6/27開催)。
課題曲は、「あめふりくまのこ」(クリック)
「てるてるぼうず」(クリック)
「かたつむり」(クリック)
「シャボン玉」(クリック)の4曲とか。
歌詞を調べましたら、「てるてるぼうず」と「シャボン玉」は、なぜか恐ろしくもの悲しい内容が…。
「あめふりくまのこ」 鶴見正夫作詞・湯山昭作曲
昭和年にNHKテレビの「うたのえほん」にて、6月の歌として発表されました。
作詞家である鶴見氏は、お子さんが雨の中庭先で水の流れをじっと見ている所を2階の窓から眺めていて、この歌詞が出来たそうです。
「てるてるぼうず」 浅原鏡村作詞・中山晋平作曲
毎日のように雨が続き大変困っていた時に、あるお坊さんがその町にやってきました。
その方は、お経を唱えると必ず翌日は晴になるという有名なお坊さんでした。
殿様は、そのお坊さんの噂を聞きつけ、城に呼び、雨をやませるように言いました。
お坊さんは、殿様の前でお経を唱え、「明日は必ずや晴になるでしょう」と断言したそうです。
しかし、翌日も雨は降り続きました。
怒った殿様は、嘘をついたことを罰してそのお坊さんの首を斬ってしまいました。
お坊さんの斬られた首を、戒めのために白い布に包んで軒下にぶら下げたら、翌日には雨が止み、驚くほどの晴天になったということです。
この話が伝えられ、白い布に頭になるものを入れて軒下にぶら下げるようになったそうです。
まさかの生首だったとは…。
「かたつむり」 作詞作曲者不詳/文部省唱歌(一年)
──♫ でんでんむしむし、かたつむり
おまえのあたまはどこにある
つのだせ やりだせ あたまだせ ── ~童謡『かたつむり』~
だれもが聞いたことがある童謡の歌詞に出てくる、「でんでんむしむし~」というフレーズ。
その語呂のよさからなんとなくスルーしがちですが、「でんでん」とはいったいどんな意味なのでしょうか?
みなさんもご存じの通り、かたつむりの体をつつくなどの刺激を与えると頭を引っ込めてしまう生態があります。
昔からそのユニークな生態に興味をもったのが子どもたち。
刺激によってかたつむりが殻に閉じこもってしまった様子を見て、「早く頭を出してよ!」という意味を込めて、「出よ出よ」とかたつむりに話しかけたことから、「出よ出よ」➡「でんでん」に変化していったという一説もあります。
「つの」は他の多くの動物にもありますが、かたつむりに置き換えてみると「触覚」を指していることが想像できます。
ところが、かたつむりの場合、その「つの」が4本もあります。
大きく動く触覚2本の下に、小さい触覚が2本存在するのです。
これは、かたつむりは目が悪いといわれていることから、触覚の感覚を頼りにしていることが大きく関係しているといわれています。
では、「やり」はいったいどこを指すのでしょうか?
やりは頭の下にある器官「恋矢(れんし)」を指します。
この恋矢は、繁殖時に使われるものとされていますが、驚くことに繁殖が終わると捨てられてしまう器官なのだそう……。
こんなでんでんむしトリビアを知れば知るほど、ますます不思議な生き物に感じます。
「シャボン玉」 野口雨情作詞・中山晋平作曲
この歌ができた大正時代は、産まれてきた子供が三歳を迎えるのも大変な貧困時代。
医療も乏しく、流行病があればたくさんの子供が亡くなっていました。
この曲は、浮かばれない魂が成仏できるようにという気持ちを込めた歌だという説もあります。
「シャボン玉」を発表したのが、大日本仏教コドモ会が発行していた児童雑誌『金の塔』でした。
仏教の雑誌から出したのも意味がある、そう考えられているのだろうと思います。
産まれてすぐに亡くなってしまうような悪い風は吹かないでほしい。
子供達よ、大きく成長していっておくれ。
そんな願いが込められた歌なのでしょう。
(以上、全てインターネット調べ)
さあ!歌う会ではドイツの方々と一緒に歌うぞ~
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