わたしの心 

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(管理人:Mrs.modest)

歎異抄を学ぶ(1)

2021年05月22日 | 思うこと

「歎異抄」を通して、仏教を学ぶオンライン講座(1)がありました。
学生時代に「歎異抄」を読んでみましたが、難解な文章に読むのを断念してしまった経緯が…。
それで、これを機会にきちんと学びたいと思い、講座を申し込んだ次第です。

北山貴章氏(仏教講師)クリック による講義。

 

20世紀最大の哲学者と言われるドイツのハイデガーは晩年の日記にこう記しています。
今日、英訳を通じてはじめて東洋の聖者親鸞の歎異抄を読んだ。
「弥陀の五劫思惟の願を案ずるにひとえに親鸞一人がためなりけり」
とは、何んと透徹した態度だろう。
もし十年前にこんな素晴らしい聖者が東洋にあったことを知ったら、自分はギリシャ・ラテン語の勉強もしなかった。
日本語を学び聖者の話しを聞いて、世界中に拡めることを生きがいにしたであろう

(ハイデガー・晩年の日記)( 『中外日報』昭和38年8月6日に掲載)

歎異抄の文章(第一章)を詳細に分かりやすく解説してくださり、明日にも開催されるオンライン講座(2)が楽しみです。

(補足)
「歎異抄」とは―
鎌倉時代の仏書。親鸞(しんらん)の言行録。
直弟子唯円(ゆいえん)が親鸞の没後,浄土真宗の教義に異を唱える者に対し,師の言葉を示し,異議邪説を批判しようとして撰したとされる。
1巻。18条からなる。前後に序を加え,後序の注に後鳥羽院の時,無実の罪に処せられた人びとのことを記す。
〈善人なをもて往生をとぐ,いはんや悪人をや〉とする悪人正機(しょうき)説でも知られる。
因みに、「歎異抄」の歎異(たんに)とは、字のごとく正しい教えに反する異を歎(なげ)くという意味です。


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