2017.04.21 午前8:36 撮影
2017.04.22 午前8:49 撮影
葉桜は、5月・夏の季語だそうで。
温かくなったり肌寒くなったりと、寒暖の差が激しく、4月の下旬だとは思えないような今日この頃。
夏はまだまだ…。
でも、若葉の清々しい姿は、生きる力を与えてくれるような気がします。
「葉桜が生きよ生きよと声かくる」(相生葉留実)
桜の花は、開花→○分咲き→○分咲き→満開→花吹雪→葉桜と移る、その間誰もが落着きを失ってしまう。高橋睦郎が言うように「日本人は桜病」なのかもしれない。花が散ったあと日増しに緑の若葉が広がっていくのも、いかにも初夏のすがすがしい光景である。咲き誇る花の時季とはちがった、新鮮さにとって替わる。さらに秋になれば紅葉を楽しませてくれる。「花は桜」と言われるけれど、葉桜も無視できない。花が散ったあとに、いよいよ息づいたかのように繁りはじめる葉桜は、花だけで終わりではなく、まさにこれから生きるのである。「生きよ生きよ」という声は桜自身に対しての声であると同時に、葉桜を眺めている人に対する声援でもあるだろう。
(「増殖する俳句歳時記」より)
(パパさんへ)
早速のコメントありがとうございます。
つい桜の花が散ることの寂しさばかりを考えていましたが…。
花が散った後に若葉が元気よく現れることを忘れていました。
今度ひまわりが練習を開始する谷川俊太郎の「生きる」の歌詞に通じる所があるような気がします。
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