毎年、12月最初の日曜日に『山の神・神事』を行うということが(町内で)決まっています
今日の13時から、地元神社で御祓いをしてもらったのですが・・年々、参加する人が減少
特に、若い人は「やりたくない」と思っているようですから、一寸寂しいものですが・・
これも、時代の流れでしょうか? 仕方ないような気もします
私が幼い頃は、海辺の堤防近くの田んぼを借りて、男衆が木材と藁で小屋を建てていました
小屋の真ん中に大きな穴を作って火を焚いて、町内の人達で二日間ぐらい飲み食いをしながら親交を深めるのが『山の神』の行事でした
子どもたちも、小屋でミカンや御菓子を食べて、楽しく遊びました
その後、小屋で火を焚くことが危ないということになって、止めてしまったそうです
その代わりに町内の主婦が集まって、鶏御飯を炊いたり漬物を持ち寄ったりして、皆で仲良く味わっていました
子どもたちも、お菓子やミカンを頂いて、鶏御飯のおにぎりを食べたりしていました
そして、海辺近くの空き地で釜で湯を沸かし、神主様にお清めの『湯の花神事』をしてもらいました
笹の葉を釜の湯に浸して、それを皆の頭にかけてもらうのです(無病息災)
その『湯の花神事』も、数年前から行われなくなりました
今は、地元神社にて(祝詞を上げて頂いて)お祓いをしてもらうことのみになっています
神社の向かいの御寺