最近、ず~っと大相撲のことでマスコミが大騒ぎしていると思っていたら、今度は東京の由緒ある神社での事件が連日報道されています
裕福な神社の宮司様が、豪邸を建てられたり外車を乗り回したり、一晩に百万も使って飲み食いされたりということを知らされると、本当に嫌になりますね
神に仕える者が、そんな罰当たりなことをしていて「いいの?」
裕福な神社は「ほんのひと握り」で、殆どの神社は質素な生活をしてみえると思います
でも、こんな事件(跡目争い)が起こってしまった以上、今、他の神社は何も言えるような状況ではないでしょうね
氏子さんは神社(神様)に御賽銭を御納めして、純粋に神様に御祈りをしているのであって・・
神主(宮司様や権禰宜様)を拝んでいるわけではないのでしょう?
まして、神社は神様が鎮座される神聖な場所で、宮司様のものではないと思います
今から三十数年前、東北の由緒ある大神社が御神殿の建て替えをなさる時に、氏子さんや敬神会からの寄付に頼っていたところ・・
思ったほどの金額が集まらずに、負債を背負ってしまうことになったと新聞に載ったことがありました
その責任を問われて、代々続いていた御家の神官さん達は退官し、神社庁から新しい宮司様が来られたそうです
神社や寺院が新しくなったり、瓦をふき替えたり、何か事があれば氏子さんや檀家さんには高額な寄付が回ってきます
裕福な御宅は良いでしょうが、一般庶民や貧乏な家庭は困ってしまいます
まして、外国の方(キリスト教)が「宗教が違いますから」と言って、断ることができない事例も?
昔、私が嫁いだのも神主宅でしたが、仲人の宮司様から「神に仕える身だから、貧乏な生活を覚悟するように」と諭されました
仲人の大きな神社に勤めていた元・夫の自宅は、村の小さな神社でしたから・・
我が家の先祖も、加賀から「白山神社の御神体を持って」一族で越してきたそうです
白山神社の社は、今はなく・・白山神社跡という石碑が建っているだけです
裕福(お賽銭が億単位)な神社は、湯水のごとく御金を使う贅沢三昧の生活を抑えて、良き銭に変えてほしいと思います
「神主さんは普通の人」であると発言されている方もみえますし、その通りであるとは思いますが・・
元・夫の長年お仕えした神社の、先代の宮司様は、悩みごとで御祓いにくる人に憑いているものが見えたそうです
そして、きちんと御祓いをされる力があったそうです
その後、先代の宮司様は(ご自分のお子様ではなく)見込んだ人(私たちの仲人さん)を跡継ぎにされたそうです
跡継ぎに選ばれた方(次の宮司様)にも、同じような霊感があったそうですが、御祓いをなさると御自分の家族に跳ね返ってくることもあると聞きました
先代の宮司様は凄い力を御持ちだったので、御祓いしたものが家族に憑いてくることはなかったそうです