注意(notice)
今日の日記には精神衛生上大変よろしくない画像が含まれております。
食事をしながらのご観覧、または食前のご観覧はなるべくお控えになられたほうがよいかもです。
大丈夫な方はスクロールして日記をご覧ください。
先日紹介したブリキのケンメリ。
やはり所々痛んでおり当然ミントコンディションとはかけ離れた状態。
せっかく買ったのにこのままだともったいないので、稚拙ながら分解して清掃したりすることにした。
ネジ2つとブリキの爪で固定されているだけなので分解は容易なはず。
用意したのはペンチにジッポーオイルに工具少々。
ミニカーをばらすよりは簡単かな・・・と高をくくって作業開始。
まずは前後で形の違うネジを外す。
ピッチは同じようだが長さは段違い。
まあ貫通しているので特に影響はないようだ。
爪でカシメられてる部分を外すため、まずは前輪のシャフトを外す。
錆と埃が長年の経過を物語っている。
最初から爪がうまくはまってない箇所もあるが、サイドシルあたりのはちゃんとしていた(じゃないと剛性が保てないし)
前輪を外して罫書き針でちょいちょいと爪を立てていよいよボディーとシャシーの分離。
爪をいじってやっと分離に成功。
埃は積もっているものの意外と錆は少ない。
ボディの方はくもの巣が裏面全体に張り巡らされていた。
(写真では見にくいかも知れませんが、マジマジと見たいものでもないので・・・)
フリクション部分もだいぶ埃が蓄積していた。
この辺りを除去してやれば少しはマシになるかな・・・ん?
モーター部分の付近に塊を発見。
・・・・(確認中)
・・・・(脳内データーベースにアクセス中・・・・・・・・
)
げっ!
ゴ○ブ○の卵だ!
なんてこったい/( ^o^ )\
こんなエキサイティングなオマケ付とは!
アンティークなアイテムも陳列される前は倉庫や押入れの奥で眠っていたとしたら
こういう拠り所になってしまうこともあるんだなあ・・と不本意ながら実感。
ベランダへ出て外へ射出した。
小学校3年生の夏休み前の大掃除の時、担任の町田先生(女)にカーテンに付いてる黒いものを取ってくれと頼まれて
素手でそれらを除去し、手のひらの上に蓄積してた頃が嘘のよう。(いや、正体知ってたらやらなかったかも)
そんな今では触りたくないNo.1のものがこんな具合に目の前に来るとは・・・
さすがに中身は無かった(はず)ようで軽かったし、埃の積もり具合からも廃墟であることは間違いないが、妙なトラウマまで思い出させる恐ろしやブリキのケンメリ。
余計なものを除去したところで気を取り直してフリクションモーター部分に着手。
モーター部分と後ろのステー(?)がやはり爪でカシメられている。
モーターの基台が一部錆びているのが気になる。
ステーの方はステンレスなのか錆は発生して
・・・・・
キャーー!
三十路超えの男がたかだか虫の卵で大騒ぎ。
高校3年生の夏、布団の中、前髪に何かが触れる感覚で目を覚ましたら目の前で
羽を広げてダンスするGの姿(目視距離15cm)を見て絶叫。いやホント生まれて初めて絶叫。
親は
受験勉強で気が狂ったと勘違いし飛んできたら
ゴキブリに対して悲鳴を上げてる角刈り受験生が一人。
あの頃の文字通り虫唾が走るような思い出が今度はフラッシュバック。
再びベランダへ出て屋外へ放出。
なんだか古道具系のアイテムが怖くなってきましたよ?(シューシュー!←アルコール消毒)
他に
敵が居ないことを確認して、作業続行。
パトラッシュ、なんだか怖いよ・・
ようやく全バラし成功。
といってもフロントグリルとリヤガーニッシュは今回はそのままにしておいた。
埃の堆積が並じゃない室内を掃除機で軽く吸ってからアルコール消毒。
先日紹介した際の白いぶつぶつは錆、もしくは虫の糞のような気がしてきて磨く手に力が入る。
センター部分が押されて(?)曲がってしまったフロントウィンドウ。
モールとガラスと別々でまるで実車のよう・・・・
ウィドウを外して熱湯に浸けてみたところ
一撃で直った(驚!)
すげええ、こんなあっさり直るとは思わんかった。
錆びていたシャフトも磨いて綺麗に。
ギヤボックスの古い油はパーツクリーナーで落とし新たな油としてクレ556・・・が、
これが良くなかった。
空回りするようになってフリクションがほとんど働かず・・・orz
まあ基本ディスプレイモデルにするのでいいですが。
メッキが剥がれて錆だらけのモールも軽く磨いて・・・
こんなアイテムでドレスアップ。
右上にちらりと移る綺麗になった(?)ウィンドウモールが。
全バラしてから、各部を清掃し、再度組み立てに入る。
購入当初は爪がはまってなかったり、カシメられて無かった箇所を全てきっちりカシメた。
・・・が、そうしたところなんと車体にひずみができたり、シャシーが曲がったりでバラして組み立てるだけでも全然最初と違ってしまう。
内部の埃や卵(怖)は除去できたが、組み合わせはしっかりやったつもりが走行性能はかなり低下。もともと走らなかったけど、今度は確実に厳しい。
ウィンドウガラスは若干曲がっているものの、なんとか綺麗に回復し、モールも輝きを取り戻した。
しかしボディ側はシャシーと合わせていないとボディがよれよれのためと、
磨きに適切なコンパウンドがまだ無いためとりあえず先送り。
夜勤明けでここまでやったら既に夕方。
帰宅したのがお昼くらいだったので寝ずの番で5時間も
こ ん な こ と
に没頭。
さすが頭がふらふらしてきたので今日はここまでにしておこう・・・・