インディペンデンス・デイ

こんばんは、諸君。

　……あと一時間たらずで、諸君らは、オークションページへ向かって飛びたち、史上空前の出品と競合する。時を同じくして、日本各地の入札者たちも、ケンメリワゴンに対し同様の入札を行う手はずだ。
諸君がまもなく赴くオークションは、ケンメリ史上最大の入札合戦となるだろう……そう、ケンメリ史上最大の……。

　入札……この言葉は、今日、我々全員にとって、新たな意味を持つ。ケンメリマニアに対する今回の出品行為に少しでも意味があるのなら、それは我々ケンメリマニアが共有するものの大きさに気づかせてくれた、という点につきるだろう。
本物GT-RとR仕様の無数の差異など瑣末事でしかないことを痛感させ、男は低グレードというものの意味を実感させてくれた。そしてさらに、モディファイの方向を変え、オリヂナルであることがどういうことであるかをも定義しなおした。

　今日この時より、旧車マニアとヤフオクがいかに深く相互に依存しあっているかを、我々は決して忘れることがないだろう。
今日が七月二十七日、給与支給日後の日曜日であることに、私は皮肉を感じずに入られない。運命のいたずらというべきか、この日は、路上復帰への大いなる戦いの始まりを記念する日になろうとしている。
しかし、今回我々が勝ち取ろうとしているものは、製廃、税金、燃費からの自由などよりも、ずっと基本的なものだ。マニアは当時モノフルオリジナルを手に入れない限り、決して満足しない。我々は自らの走る権利、自らの存続を懸けて戦うのだ。
一時間足らずのうちに、我々は恐るべき敵に……かつて遭遇したことのない強力無比の競合入札者に戦いを挑む。
口先だけの約束をするつもりはない。落札できる見込みがあるという保証は一切できない。しかし、意義のある入札があるとしたら、これこそはその入札だ。

　いま、このガソリン高騰の時にあって、こうして周りを見回してみると……諸君のような勇者たちに恵まれて、自分はつくづく幸せ者だと思う。言葉本来の意味で、諸君は真の旧車乗りと呼ばれるにふさわしい。諸君は旧車を愛し、そのコンディションを護り抜くために、自らの才能と技術を差し出し、命すら投げ出す覚悟を固めている。諸君と共に入札に立てることを、私は心から誇りに思う。
さあ、諸君、勝とうが負けようが、共に叫ぼうではないか。
我々は決して粛然と落札を逃したりはしない！入札もせずに滅びてたまるものか！当然の権利を護り抜くため、勇猛果敢に戦い、最期の時であっても、昂然とこうべを揚げていよう！
そして、もし戦いに勝利したなら……何らかの奇跡により、一見不可能事に見えるこの戦いに勝ち抜けたなら……それは想像できる限り最も輝かしい勝利となる。七月二十七日は単なる日曜日だけでなく、ネット上のあらゆるケンメリマニアが肩を組み、こう叫ぶ日となるだろう。

“とねは決して金持ちではない！　ただの馬鹿！　菓子折り程度で手放させてみせる！”と。

　その日こそ、我々は……。
真のケンメリパラノイアを嘲うのだ！

（※参考：http://eternalsisters.web.fc2.com/gundam/enzetsu64.html）

夏の風物詩

夜勤明け。

日曜日から働いているので、一週間ぶっ通しの計算。
そして快晴。

あちい。


いつもなら家に帰って風呂に入って夕方まで寝てるのだが、
今日は暑くて寝られない（クーラー？つけてませんとも。エコですから。ふふん（笑））

少しばかり仮眠した後、ケンメリの湿気飛ばし。
というか、走りたい。

目的地はいつものショップ。
予め電話で連絡を入れてから出発。

カバーをはぐると早速室内から強烈な熱気が漂ってくる。
こんなところに子供を放置するのはもはや確信的行為なんだろう。
今年はそういった犠牲者がでないことを祈りたい。

今日は背後に車がいないので駐車場でアイドリング。
水温は瞬く間に上昇（無論オーバーヒートではない）
ゆっくりと出発させて大通りへ。

高速に乗り久しぶりのクルーズ。
睡眠不足と熱気というハンデがあるので調子に乗らず慎重な運転。（いつも心がけてます）
特に珍しい車もなく、強いて言えば黄色のNSXくらいか。


スムーズにお店に到着。
お店の車も同じく虫干しされていた。

社長とご挨拶をしつつ、日ごろのお世話になってるお礼にお中元を渡す。

お仕事の邪魔をしてしまってる感を強く感じつつも、２時間ほど談笑。

日差しが少し弱まった（雲の陰に隠れた）ところで、撤収。
お店を出て、しばらくすると・・・・


夕立だ。

晴れ間も覗いているのですぐに止むだろうと高をくくっていたのだが
高速に乗った頃にはかなり強く降ってきた。
全開だった窓を閉めて雨水の浸入を防ぐも、一気に湿度上昇。
お店でご馳走になったポカリスエットは即座に体外に排出されてる気分。
しかし渋滞にはなっていないので走ってる分には快適。

クルーズスピードの異なる車を追い越し山の手トンネルへ。
日差しを避けると一気に涼しさが戻ってくる。
山の手トンネルを眼前のトラックに合わせる形で高速クルージング。
4号線に合流のところでついに渋滞に。

ここまでくれば家まであと少し。
多少の渋滞はラジオでも聞いて紛らわす。

高速を降りた先でもまた渋滞。
こちらを全く見てない不注意なタクシーが路駐をかわす際にこちらに急接近。
クラクションを鳴らすも全く効果なし。
まあヒットはしなかったが・・・・

いつかそんなタクシーが単独事故で事故ることを祈ろう。

高速を降りてそこの渋滞を抜けてやっと駐車場に到着。
ケンメリを停めて、早速バケツと雑巾を取り出す。
洗車開始。

眠いけど。

一通り綺麗になったところでカバーをかける。

適度に動かすのが一番のケア・・と思いきや、あまりにくそ暑い日は動かさないほうがいいとも社長よりアドバイスをいただいたが
明日よりまた天気が悪いみたいなので、とりあえず乗れてよかったと満足。

さて、帰って寝よう

ケンメリオムライス

５歳以下のお客様にはトミカのおまけ付！

１１００円デス。
（嘘です。売ってません）

虫干し（水溜りポイントなどなど）

梅雨と夜勤とガソリン高等ですっかりケンメリに乗らなくなってる俺ガイル。


すぱーんと遠出でもしたいところですが、いかんせん上記のような要因で
なかなか腰が重く・・・（物理的にも）

そんな中、本日は昼間は空いているので昨日の豪雨（だったらしい？）の
ケアでもしようとケンメリの元へ。

先日コーティング剤を塗りこんだおかげか、ほとんど付着は無く（酷いときはカバーを超えて侵食の跡が）
概ね良好。


フュージブルリンク付近、ボンネット付け根付近はもうお約束。


ウォッシャータンク付近、及びその下のメンバーフレーム辺りもチェック。


そして、ボンネットとフェンダーの境い目下のバンパー部分も水があたるポイント。
長年当たり続けるとここからメッキがはがれて錆の発生源に。
以前つけていたバンパーがまさしくその憂き目に遭った。

それらの部分を例の襤褸雑巾で丹念にふき取る。


室内やトランク、エンジンルームにたまっているであろう湿気を少しでも発散させる。
しかし、こうしているより走ったほうが手っ取り早いのは承知。

ガソリン価格が今月より目ん玉が飛び出そうな（もっと酷い状況がありそうですし、現段階ではまだまだこんな表現で）
状況なのだが、動かさずに各部が錆びたり固着するほうが高くつく。

何より運転したい。

エンジンをかけてすかさず駐車場から出し、交通の邪魔にならない路上でアイドリング。
最近ケンメリの後方に車が止まっているので排気の煤煙でボディが汚れてしまうためだ。
アクセルに右足を軽く乗せてチョーク代わりに。
水温計が動き始めたところで出発。目的地は無い。

突然ショップに遊びに行こうかと思ったが、アポなし訪問で怒られる（ということも無いですが、社長もお忙しいので）
可能性もあり、現在の道路状況を確認できないのでとりあえずご近所一周。

大通りに出て２速のまま４０００付近まで引っ張る。
エンジン音を聞くとモヤモヤしたものがすっと消えていくようだ。
高速に・・と思ったが、やはり今日は下道だけに。
いつもとは違うコースを（といってもほんとに近所）くるりと走って
駐車場へ戻る。

途中で、あえてブレーキを強く踏んだりして、ローターやドラムについた錆びも除去。


コックピットをぼけーっと眺め、飽きたところでカバーをかけ退散。

今日はオチはありません（笑）

NLink エコドライブ

実験的にN-Linkに絡むネタを書きます。

エコドライブがテーマなんですが・・・

「お前が言うな」

って突っ込まれそうな予感。

下道じゃあ燃費の悪い車ですもんで、高速道路でがつんがつん飛ばしたほうが燃費がいいんです！
とか言っても説得力ナッシングですし、つまるところ新しい車を買えということですな。（エ○替え？）

私なんぞは趣味で車を転がしてるので、温暖化に敏感な人から見たら
とんでもないロクデナシに見えるかもしれません。

したがって、代わりといっては何ですが、水道水の節約やら、不要電気の消灯（自宅、職場問わず）、
エアコン我慢（あ、家の中でですよ）、ゴミの徹底分別と別の部分でカバーしております。

当然趣味で乗ってますんで、一年のうち動いてる時間は半分以下です。
（この辺り当ページのレポート参照いただければ丸わかりですね）
従って結果として年間の排出ガス量はそんなに多くない・・・はず？

ただ、自動車から趣味性が失われたら、その時は自動車産業はだいぶ衰退してる
のかもしれませんね。
単に乗れればいい、動けばいいであれば走行性能と安全性だけでいいんですから。

自分が車に最も求めるデザイン性をなくせば、結果的にエコになるかもです。
（所有したい！乗り回したい！という欲求を元から絶つわけです）

少々飛躍しましたが、エコ運動するなら、車から降りてもしたほうが
よりよい結果が出ると思います。