ケンメリレポート from ケンメリパラダイス

C110型スカイライン 通称”ケンメリ”にまつわるブログです。
ケンメリに乗ったり触ったりしたら更新してます。

2002年のケンメリジャパンミーティング

2002年02月10日 08時31分22秒 | イベント
2月10日
本日は、ジャパンのとまやん氏が主催するジャパンミーティングに参加。
当日はスタッフとしてお手伝いするべく早めに現地であるレッドパークへ向かう。
夜も明けてないうちに出発。昨日に動かしていたおかげでエンジンの目覚めは比較的スムーズ。
大通りに出てアイドリング開始。
エンジンが温まるのを待っていると対抗車線で激しいクラクション。
アコードワゴンがS14シルビア?(それともMS-6?)が車線を譲らずに走っていたらしく信号で止まったところで、
S14から男が二人降りてきた。そしてアコードの運転席のドアを開けてなにか怒鳴っている模様。
アコードの方はフルスモークに車高短、時折リヤの方からネオン管の点滅が確認できた。
もしかしてケンカでも――――?と思ったが、どうやらアコードの方が謝ったのか、二人組みはアコードのFバンパーを軽く蹴飛ばしつつ
自分の車へ戻って行った。
そんな一連のやり取りを見ているうちに水温計の針がゆっくりと動き始めた。


純正シートベルトが怪しいので点けているだけの4点式シートベルトを締めて、ギヤを1速へ。
しばらく走ったところで高速道路へ上がり、料金所にてお金を払う。そういえば以前岩本さんの所から帰ってくる時に
高速代を払えなくて(ダサッ)借用書みたいなのを書いたのだが、そのお金をやっと払う日が来た(いや、お金が無かったんじゃなくて払う機会が無くて)
まだ未明の首都高は当然車も少なく、それなりの高速巡航が可能である。
特に飛ばしたりもしないのでぼけーーーっと走行車線を走っていたが、やはりぼけーーっと走ってても自分よりペースの遅い車はいるわけで
追いついたところで追い越し車線へ移る。
新宿のコーナーを過ぎて代々木を超えて、信濃町の辺りで道路交通情報の電光掲示板を見ると、これから向かう6号線方向、
つまりC1左回りは赤くなっていた。
5号池袋線との分岐点である一ツ橋ジャンクションのあたりから渋滞は始まっていた。
その前までスムーズに走っていたので、コーナーを抜けたところに三菱?かどこかのRV車のテールとハザードが見えたので慌ててブレーキ。
しかし、以前より言ってるようにケンメリのブレーキはプアである。
踏ん張りに対して速度の落ち具合は必ずしも正比例しておらず、見る見るRVのテールが近づいてくる。
タイヤがロックしているわけでもなくギヤを落としてエンブレを使って、再度ブレーキを踏み込むことによってなんとか停止。もちろん前方の車までの距離はまだ十分にあったが精神的な余裕としては厳しい。


事故渋滞と神田橋入り口からの合流で渋滞の度合いはさらに増加。
左車線と右車線を交互にふさぐような形で現場検証が行なわれており、路側帯にはパトカー、公団車両がパトライトを点滅させていた。
その先にGTウィングを装備した事故車両と思われる車が、その先にはその仲間らしき、走り屋然とした車両が3台ほど停まっていた。
車の性能、自分の運転技術、どちらを過信したのかはわからないが、自分がその現場に立つような事が無いように心がけたい。
事故現場を過ぎると再び流れは回復。
目の前を走る淡いグリーンのマーチが左車線に行った所でこちらも加速開始。曲がる瞬間にバケットシートに身体を沈み込ませて
速度を落とすことなく走っていく。
6号線に乗り、八潮を通過した辺りで日が昇ってきた。
ある車の小説で、車中にて日の出を無開ける喜びについて書かれていたがまさしくその瞬間。
しかし、その喜びを享受するのも束の間、
三郷の料金所を抜けて常磐道に入った辺りからエンジンの調子がおかしい様だ。
そう、まるで一気筒死んでいるような感覚。
追い越し車線にいたケンメリを真中の走行車線へ。その脇を後ろからシルバーのBMWが思いきり加速して抜いて行った。
偶然目の前にはV35スカイライン。この車も本日のミーティング参加者か?そんなことを想いつつ、
間もなく待ち合わせ場所の守谷SAの看板が見えてきた。

入って目に付いたのはマシンX仕様のたかあき氏のジャパン。
かつて岡谷に展示されていた以来のお目見えである。
談笑を続けるうちにジャパン軍団が続々と登場。
朝食を済ませ、時間も来たところでジャパン軍団+おまけケンメリ組みは水海道へ向けて出発した。
レッドパークの駐車場へ到着すると、なぜか駐車場に入る気配がない。不思議に思っているとどうやら思ったとおり
駐車場の入り口がまだ開いて無いのだ。鍵はかかって無いので開けることは容易だがさすがにマズイという事でしばらく待機。
しばらくするとレッドパークのNさんがランエボで登場。ゲートが開かれると次々にジャパンが流れ込んで行く。


朝イチでジャパン軍団が既に揃っているのに対して


ケンメリはわずかに2台
この日ケンメリでジャパンを上回る作戦があったのだが妄想に終わった。

とまやんさんを筆頭に私もスタッフとして先に館内へ入り、写真展示などの準備をする。
スタッフパスを渡されぶら下げる。まだ明かりが点いていない館内で、入り口の証明の小さい反射がメッキを多用した当時のスカイライン初代型に映り込んでいる。
1通りの準備が終わり駐車場に戻ると、そこへは後から後からやってくるジャパンで埋め尽くされ始めていた。



スタッフの仕事(?)があったのでなかなか駐車場に入り浸るわけにも行かず、全部を把握できたわけではないが、ケンメリは大体10台前後、ジャパンに関しては31台という数字が集まったらしい。
駐車場と館内を往復しているうちに時間はどんどん過ぎて行く。
今回はミーティングということもあって、特に目玉イベント(開発者秘話や、フリーマーケットなど)も無かったのでお昼頃を境に撤収し始める方も多かった。
しかし、これだけでは物足りないと、とまやんさん他有志の協力の元、ちょっとしたアクションをすることに。
何を企んでいるのかと思ったら突然激しいスキール音が聞こえてきた。
なんと330セドリックがすごいスピードで駐車場へ飛び込んできたのだ!
続いて230セドが2台追いかけてきて、さらには正面玄関前に展示してあったマシンXが赤色灯を回しながらそれらを追う――――そう、

このアトラクションに会場内に残っていた人達はおおはしゃぎ(したと思う)
涌きに涌いたジャパンミーティングも夕方を過ぎ、レッドパークの閉館時間となってお開きに。
スタッフと朝いっしょに行動していたメンバーで軽い反省会やアンケートの集計を行ない、後片付けをして
解散となった。

ミーティング終了後もエンジンの調子は思わしくなく、そのまま帰ろうかとも思ったが、健康センターに行くとの話しもあったので、
やっぱりそちらに行くことに。ついでに明日、もりきんさんの車を預ける傍ら、使わなくなったプラグコードがあるのでそれをお借りすることにして
とりあえず健康センターの方へ向かった。
柏の料金所を過ぎたところで230の大塚さんと合流。
軽く挨拶を交わし、健康センターへ向かう。
その際、なぜか急にエンジンの音が元に戻った。いつもの音、走りもノッキング気味な所が消えた。
健康センターで岩本さんも合流し、そんな話しを交えながら風呂に入り、飯を食べ、ビールを・・・・
飲んだところで御泊まり確定。飲酒運転ができるほど酒に強くも無いし、度胸も無い。
こんなことでケンメリを事故するのも嫌だし、警察の厄介になるもの真っ平御免。なにより、早起きとミーティングの疲れ、エンジンの不調やらが
精神的な疲労となっていたのも事実。それらを垢と一緒にお風呂で落とし、食事をし酒を飲めばもう必然的に無理して帰ろうという気は無くなっていた。
ここの健康センターは僅かばかりの料金で一泊することも可能なので遠慮無く停まることが出来た。
旧車乗りの皆さんと裸のお付き合いというか、有意義な時間を過ごすことが出来て大変満足。
しかし、泊まったのは私を含め3名で他の方は2時前にお帰りになられた。


翌朝、あれだけ満車状態だった駐車場は我々の車以外はほとんど無しに近い状態。
日の当たるフロント側は平気だがリヤの方は車にびっしり霜が貼りついていた。
もし、うっかり途中で車中泊なんかしてたらえらいことになっていたな・・・と思いつつ、アイドリング開始。
朝焼けの駐車場に3つのL型の排気音が響いた。
コメント
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