ケンメリレポート from ケンメリパラダイス

C110型スカイライン 通称”ケンメリ”にまつわるブログです。
ケンメリに乗ったり触ったりしたら更新してます。

立会い

2006年06月24日 15時00分46秒 | レポート
本日は横浜のじゃじゃケンさんが、こちらへいらっしゃるとのこと。
じゃじゃケンさんがケンメリのフェンダーをお探しと言うことで、
探してみたらなんとスカバンdさんがお持ちだったことが判明。

さっそく双方と連絡を取り合い、結果として当方が仲介屋さんみたいな
ポジションとなり本日お会いして部品の受け渡しを行う運びとなった。
皆さん忙しく、時間の調整をうまく行って本日15時に世田谷の某所に集合。

自宅を出る前にdさんにご連絡し出発。
事前にWEBで交通状況を確認したところ環八はだいぶ混んでいる模様。
環八を通らずに、裏道を駆使していくことにした。

だが、それが間違いだった(キター!)

裏道を選ぶあまりわけのわからない方向へ。
自分の予想した道にいけずに、全然違う(と言っても世田谷ではあるが)所に
到達してしまい、山勘を頼りに目的地方向へ何とか進む。
すれ違うことはまず不可能な(それでも一通ではない)ところを右往左往。
住宅街をキャブのアフターファイヤをかましながらド迷惑走行。
細い道を通り抜けて、やっとダイハツ時代に通ったことのある路地へと出る。
危なかったー。
と行こうとするも、踏み切り渋滞により、交差点の真ん中で止まるハメに。
げ、これでは、交通状況の読めない馬鹿ドライバーと同じではないか!?
そんな強迫観念に駆られて目的の方向と逆に進むことに。

「なーに、どこかでリカバリすればいいさ」
などと余裕をこいていたが、再び住宅街をぐるぐる。

結局約束の場所に着いたのは15分遅れだった。
既にじゃじゃケンさんもdさんもご到着。
ああー、スミマセンスミマセン、と駆け寄っていくとじゃじゃケンさんの
テールランプが点きっぱなしだった。
その原因をお二人で解明中だった模様。

ここで思い出されるのが2001年11月のケンメリレポート
案の定、運転席の足元には怪しい樹脂部品が粉々になって落ちていた。
怪しい部品の正体はブレーキペダルストッパーラバー。

これが壊れるとブレーキランプスイッチが常にONの状態となり、走ってればブレーキ踏んでも変化が無いので危ないし、
エンジンが止まっている状態で常にONだからバッテリーも上がるという小さく見えてかなり重要な部品。

その時と全く同じ症状だった。
応急処置を施してなんとか復活。

改めてご挨拶をしつつ、ちょいとお茶でもしましょうということでファミレスに。
ケンメリ2台(dさんは当方の助手席)でファミレスへGO!
しばらく談笑した後お店を後にした。

じゃじゃケンさんと別れて、dさんを送りがてら環七を使って帰路に着く。
土曜の夕方というせいか、なかなかの混み具合だったが、井の頭通りに入ってからは
そこそこスムーズに戻ることができた。

駐車場へ入れてエンジンカット。
今日は洗車は無しで(笑)で家に戻った。


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緊急出動

2006年06月23日 19時13分01秒 | レポート
ちょいと病人発生でケンメリ出発。

久しぶりに雨も止んでることだし梅雨払いにはちょうどいい。

事の発端は会社から帰って所用でいつものショップに電話したところショップの社長が体調が悪いとのこと。
これはいけないと、とりあえず見舞いの品々を買ってケンメリ発進。
今週は雨ばかりだったので、雨が降ってない今がチャンスとばかりにケンメリに乗り込む。
途中ガソリンスタンドで給油。
店員さんに
「これは、ケンメリ・・・ですよね?」
と話しかけられちょこっと会話。ケンメリかジャパンか判断に迷ったとのこと。
我々は乗ってるだけあって間違えることは(あんまり)ないが、車関係の仕事に
従事してる人でももはやわかりにくい存在なのだろうか。
給油を終えた後、環七にでてショップを目指す。
既に夕方の帰宅ラッシュのピークは過ぎており、ほとんど詰まることなく進むことができた。
元気の固まりみたいな(失礼)社長が隊長悪いとはよほどのことなのか、と
ケンメリを急がせる。と言っても過度の速度を出すわけではない。
追い越し車線をそのまま走り、流れに乗る。

高速道路を使って渋滞にはまった時と同じくらいの時間でショップに到着。


「おう、どうした?」
社長

「あれ?社長、体調悪かったんじゃ・・・」


「そんなモン、気合で治した」

てっきり、体調悪くてへこんでたりしてるものだと飛んできたのだが・・・
元気そう。

とりあえず買ってきた正露丸やらミネラルウォーターやら桃の缶詰、岩下の新ショウガは
緊急に必要と言うわけではなさそうだ。(このラインナップでどういう症状だったか推測できた人は鋭い)

結局体調は既に回復済みのようで、雑談して帰還。
健康が何よりである。
ついでに車検のお願いをしつつ、ショップを後にした。
時間は既に22時半をまわっていたので下道でもスムーズに帰れそうなのと
首都高ではローリング族とやらを取り締まってるそうなので、いきなり因縁を
付けられても困るので大人しく下道を選択した。

行きの時より空いていると思われた環七は工事や深夜のトラック、産廃を載せたダンプ、超安全運転の老人、客探しのタクシーなど快適に走れる状況には程遠かった。
うっかり車線変更をしたために、産廃ダンプに横付けとなり騒音と異臭に悩みながら走ったときはなかなか切ない気持ちになる。

またトラックを追い越そうと車線を変えたらトラックまで一緒に車線変更、
結局そのトラックの後塵を浴びたりとなにやら道路状況が読めないへぼドライバー
そのままの行動である。

うかつな車線変更などしなければ・・・と思いつつ、なんとか杉並エリアまで戻ってきた。
ここでもトラックを交わすのとわき道より自宅へ戻るため車線変更をしようとしたところ、一台の原付が立体交差(軽車両進入禁止)を悠然と走行。
こちらに気づくも手を上げて挨拶?するだけで状況は変わらず。
立体が終わった後も、ケンメリの斜め後方の位置から速度を変えることなく追走。
目の前にはトラックがいるため速度を上げて車線変更することも叶わず、
結局4車線くらいに広がったところでやっとわき道へと移ることができた。
環七から抜けて信号待ちをしていると先ほどの原付が横付けして話しかけてきた。
かなり年配の男性。

「懐かしいねー、これ、本物?」

「はい、本物のケンメリです!」

「そうかー、ハコスカは良く見かけるんだけどねー」

「ケンメリも集まるときは集まりますよー」
などと会話しつつ信号が変わったのを機に発進。

その後はそのまま帰還。
夜も更けているため、アイドリングもそこそこに駐車場に入れたら即エンジンカット。
トランクよりまだ湿り気を帯びているカバーを取り出し、ケンメリに被せて駐車場を後にする。

会社から帰ってほぼそのまま出てきたため、晩飯を食っていなかったので帰りは
ココイチ、チキン煮込みカレー。
夜更けの高カロリー食事がウエイトとなりケンメリに負担をかけることは考えないようにした。
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BBQ その2

2006年06月18日 20時26分14秒 | レポート
大盛況を終えたバーベキューの後、気づけば参加者のほとんどの方が撤収されていた。
明け方近く、主催のぴか夫さんも片づけをしながら撤収準備。
当方は酔いつぶれ長いすに寝転び高いびき。

エンジン音で目が覚める・・・
車中にて睡眠を取っていた直さんが復活した模様。
というか、気づけば朝7時を回っていた。

雨は降っていないもののやや湿り気を帯びた空気がガレージ敷地内に充満している。
寝ぼけ眼で周りを見ると20名近くいた参加者のほとんどの方が撤収されていた。
車中泊だったてつさん、直さん夫妻、ガレージに寝ていたとまやんさんと当方の
5人しかいなかったのだ。
こちらもケンメリのシートカバーを外し暖気運転開始。
L型の轟音でてつさんを起こしてしまった。
てつさんはゆっくり帰りますとのことでここでお別れ。
とまやんさん、直さん夫妻と共にとりあえずコンビニに行こうとガレージを後にした。


雨降り後。
水跳ねが気になる・・・
軽く飲み物を買ってとりあえず朝ごはんをいずこかで食べようと言うことに。
直さんの代車、ジャパン、そしてケンメリの3台が朝方の千葉県某所を疾走。
途中公務員バスの団体(本物)やロケでもあるのか劇用パトカーの集団を
横目に身ながら適当な店を探すもまだまだ8時前と言うこともありほとんどの
飲食店が閉まっていた。
ファミレスもこういう時に限って見つからないから困る。
結局京葉道のIC付近まで来たところで反対車線にマックを発見。
3台でUターンして店内へ入った。

寝ぼけ眼のままホットケーキを注文して、皆さんで朝ごはん。
なんとなく衣服が煙臭というか焼肉臭というか。
朝食を終えた後は、睡魔に襲われないうちに帰還しようということに。
3台揃ってマックを出た後、京葉道に入ってそれぞれ帰路に着く。
千葉エリアから東京エリアに近づくに連れフロントガラスになにやらぽつぽつと
水滴が。
先ほどまで降っていなかった雨がこちらでは降っていた模様orz

ワイパーを動かしながらのんびりと走行車線を走る。
首都高に入る頃には既に諦めの境地と言うかもう降るなら降りやがれ!と。
浜崎橋JCT付近でやや渋滞になっていたものの、その後は車両の数の割には
スムーズに走ることができた。

それぞれ首都高4号新宿線を使い、当方は一足先に失礼させていただいた。
首都高から降りて自宅へ。
日曜日の午前中だが、こちらは既に眠気に襲われつつある。
駐車場へ戻り、家に帰ろう・・・と思ったが濡れた車体をそのままにもしておけず、
トランクより雑巾を取り出して洗車開始。
洗車といっても付着している水分を拭き取るだけなのだが。
下回りは水と泥跳ねでなかなかの汚れ具合。
なるべく水分を残さないようにして吹き上げ、雨が小降りのうちにボディカバーを
かけてケンメリを後にする。

久しぶりの内輪旧車イベントに心地よい疲労感と満足感を覚えつつ自宅へ戻った。
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バーベキュー

2006年06月17日 16時24分54秒 | レポート
本日はネット旧車乗りの皆さんと千葉県某所にてバーベキュー(以下BBQ)を。

夜勤明けで天気は曇り。
天気予報でも夜半より雨。

しかし、晴れ間が覗いていたためケンメリにて出陣。
R33で行こうかどうかだいぶ悩んだが束の間の晴れ間に走らせて露払いしたい、
その気持ちが優先したため足はケンメリの駐車場へと向かっていた。
ボンネットを開けると中にたまっていた水が錆色となって出てくる。
相当鬱になる瞬間である。
錆水を雑巾で吸い取りつつ、ボディカバーをトランクへ入れる。

エンジンを始動し、ゆっくりと出発。
WEBで渋滞情報をチェックしていたより渋滞は多くなっていた。
土曜日の昼下がり、ゆっくり走る車の列にケンメリを滑り込ませる。
4号新宿線からC1に入り、池袋を抜けるまでは2速のまま止まったり走ったりを
繰り返す。
池袋の先からは徐々に流れが復活し4速で走り続けることができた。
6号方面へ入りつつ、途中で7号線、そして京葉道に向かう。
車間距離がだいぶ開いてるのにもかかわらず追い越し車線を陣取る車に
辟易しながら5速のままのんびり走る。
京葉道に入ってからも車の数はあまり変わらず、追い越し車線を元気良く・・
というわけには行かずに大人しく走行。
土日で覆面パトカーがいるかもと考えればそれくらいのほうがちょうどいいかもしれない。

車間距離をこれでもかというくらい開ける初老の男性が運転する3世代クらい前の
クラウンの後を耐えながら走りつつ、目的地の武石ICへ到着。
そこから今回のBBQ会場へ向かう。
仮眠後で、やや渋滞があったため到着が遅れBBQ会場には16時ごろ到着。
しかし現地にはジャパンの徳さんしかまだ来ていなかった。
あれ?
ひょっとして空振りですか?
と一抹の不安を覚えるもその後あっきぃさん、ダブルクラッチさん夫妻、ジャパンのとまやんさん、てつさん、BBQ主催のぴか夫さんと徐々に人が集まってきた。

背景にちらりと写るケンメリ。
アルコールを摂取するため今宵は泊まり確定。
泊まりといっても車の中で寝るか、屋根の下で寝るような感じなのだが。


用意されたグリルの上で肉焼き開始。
ジャパンの直さん夫妻他、ネットで知り合ったりイベントで知り合った皆さんが
人が人を呼び総勢20名近い宴となった。
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オフィシャルレポート

2006年06月15日 19時24分33秒 | レポート
先日のサーキット走行ですがオフィシャルでもレポートがUPされてました。


なんか当方は2カットも写ってるのですが(汗)
あ、車も写ってる。

一番下の写真は賞品を授与されてるところだったりします。





じゃんけん大会の。
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お礼参り

2006年06月13日 15時00分22秒 | レポート
本日はサーキット走行に当たってご尽力いただいた方々へお土産を持って訪問。

まずはいつものショップへ。
夜勤明けなので会社から帰って仮眠を取った後出発。
事前にWEBで道路状況を確認したところ高速は混んでいる模様。
下道で発進。
サーキット走行後初ドライブ。
ガソリンが少ないので、途中で給油。
大通り沿いとは違うスタンドだが最近こちらで給油する回数も少なくない。
そのおかげが車を覚えていたらしく、軽くコミュニケーションを交わした。

ちょっと嬉しい気分で、環七を北上しショップを目指す。
前回ショップの帰り道に使った違うルートを今日は逆方向から
試してみることに。
若干天気が曇り気味なのであまりのんびりはしていられない。
ショップ近くまで着くと最近開通したつくばエキスプレスの駅周辺が
驚くべき開発を遂げてショッピングセンターと変貌していた。
そのおかげで若干道に迷いながらショップへ到着。
社長にプラグのお礼を述べてお土産を渡す。
しばしの雑談の後他にもお土産を渡したいので早めに失礼する。

ショップ近くの八潮南ICから6号三郷線へ乗る。今度は高速走行。
行きのプラグの被りを取るかのようにアクセルを引っ張った走り方。
電光掲示板を見ると渋滞情報が。
3号渋谷線へ向かいたいが、右回りはやや混雑箇所がある模様。
いつもと違った左回りで向かうことにした。
辰巳JCT経由でレインボーブリッジを渡る。
ここまでは快調に走れたものの、その先の合流では見事に大渋滞。

またもや牛歩走行を強いられC1をゆっくり走る。
流れが全くないわけではないが車にも精神的にも良い状況ではない。
2号目黒を過ぎて3号渋谷に到達。
車の数は一向に変わらずあまつさえ雨まで降り出す始末。
やや半泣き状態で先に進む。
3号渋谷線をそのまま用賀まで進み、環八で南下して246沿いのタイヤ館を
目指す。
川崎のマシンXさんのお店だ。
お店に到着する頃には雨も止み、ほっと一安心。
無事お土産を渡してさらにトイレを拝借した後お店を後にする。
246から環八へ。
自宅へ向かい北上しているとフロントガラスに雨が付着し始める。
夕方の渋滞にもまれながら自宅へ戻る。
駐車場に停めた頃には雨も小降りになったので、急いで拭き取り開始。
この季節雨が多いので油断するとすぐに錆が進みそうで恐ろしい。
できるだけ水気を除去した後、ボディカバーをかけて撤収。
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スポーツランド山梨 走行会その2~名ばかりのGTは道を空ける

2006年06月05日 09時53分03秒 | レポート
マスタークラス、ビギナー1クラスの完熟走行も終わり、いよいよサーキットへ
ケンメリを進出させる瞬間。
もちろん抜いたり抜かれたりということはないが、ヘルメットを被って運転するというのも始めてであれば、サーキットを走ることへの緊張もある。
Z33のペースカーに先導されて、走る我々ビギナークラスのラインナップは次の通り。

セリカ(先代の丸目四灯の)
ベロッサ
レガシーB4
S号
あっきぃ号
とね号

軽く2週走って再びピットへ。
ちなみにこのコースは1週1kmのショートコース。
ベストタイムは36"892だとか。

全てのクラスの完熟走行が終わった後はいよいよ走行会開始。
まずはマスター1クラス、練馬のケンメリさんが参加されているカテゴリが始まる。

このクラス、当然ケンメリは一台。他の車は86だったり、RX-7(FC)だったり、180SX、シルビア、シビック・・・
それらの現行車に混じっていよいよスタート!

轟音とスキール音が山間に響く。
1週2週と目で追ってるうちに目が回ってくる、といより皆さんマジ走りの
本気モード(に見えた)

「マジでこんなところ走るのか・・・」
と不安が膨らむ。

ぶつかるんじゃないか、と思うくらい接戦しつつ、練馬のケンメリさんはどんどん
順位を上げていく。もはや現行車とか旧車とか関係なく走っている感じだ。

凄い勢いで曲がっていく最終コーナー。
ケンメリが次々と抜いていく姿はある意味感動を覚える。

あっという間に規定周回が終わりそれぞれピットイン。
続いてマスター2クラス、ビギナー1クラスと走り、いよいよビギナー2クラスとなる。

曇りがちだった天気は晴れ間を覗かせ、気温も上昇。
弟から借りたレーシンググローブと、
友人と一緒に交換したワタナベタイヤ、
川崎のマシンXさんおお店で増し締めをしつつ、
いつものショップでオイル交換したとね号。

いよいよ第1ヒートスタート。

前の車について走り始めるもいきなり置いていかれる。
(※ちなみに写真を撮る余裕は全く無いであります)
とりあえず、どこを何速で走ればいいかなどを考えながらケンメリを走らせる。
初めて本来の役割を果たしているであろう、ダッツンバケットに四点式のサベルトシートベルト、ダッツンコンペハン。
小刻みに舵角を調整しつつ、ギヤを二速、三速と入れてコーナーを抜ける。
程なくして、Sさんが脇に寄ったので抜かせてもらうも、その次の周回では
あっきぃさんとセリカに道を譲る。

何がなんだか・・という間に終了。
ピットに戻ってケンメリを停め外に出ると涼しい。
いや、室内が暑いのか。
ヘルメットを脱ぎグラブを外す。
最初にあった緊張は無い。
ただ、身も心も熱かった。
13週ほど走った第1ヒートのタイムは56"174。
ベストラップには程遠い。だが、自分の力量を踏まえた、初めての走行であれば、
ベストタイムが出るはずも無く、完走できたことを素直に喜んだ。

皆さん興奮冷めやらぬといった感じでお互いに感想を述べ合う。
そんな中またまた物凄いスキール音が響き始めた。
ドリフトクラスの走行が始まったのだ。
マークIIやチェイサー、シルビア・・・各々の車が車体を斜めにしながらコーナーを
駆け抜けていく。
こうした明るいところでドリフトを肉眼で見るのは初めてだったためこれまた
大変新鮮であった。
その中で目に付いていたのが、黒いマークII(?)
ピカピカの車なのに、まったく動じることなくドリフトを続ける。
ぶつけたらどうしよう・・という気持ちもなさそうだ。

こちらは別ヒートでの写真だが見事に走っていた。

そんなこんなで第2ヒート開始。
一度走ってさらに熱くなった各車。
練馬のケンメリさんは第2ヒート開始時点で総合5位!
車の性能もさることながらやはり腕がモノをいうんだろうか。
更なるタイムアップを期待して見守る中、数週まわったところで練馬のケンメリさんがピットに戻ってきた。
何事かと近づくと、ミッショントラブル―――
押してくれ!ということで、みんなでケンメリの後部に回り押す。
駐車場に停めるため、今度は前方に回る。
うっかりボディをへこませたりしないよう、押す部分にはそれぞれ気を使い、
何とか駐車完了。
どうやら途中でミッションがダメになり、1速、2速、3速、バックが全く
入らないとのこと。
しかし、4速、5速はあるのでなんとか走れなくは無い・・が、しかし、
それは相当難しく、またサーキット走行は断念せざるを得ない状況だ。

自分も走りながら相当ギヤ鳴りをさせていたことを思い出す。
やはり冷静に、確実に・・・素人の自分が同じ事を起こした場合はもっとシリアスな結果になっているのではないか、
そう思うとやはり慎重になる。

しかしビギナー2クラス第2ヒート。
最初と違ってコツを掴みつつあったのか、走る毎にほんの僅かずつ縮まっていく。
二速に落とさずに三速で行ってみよう、ブレーキのタイミングを少し遅らせてみよう、
もう少し内側に入って、出る時はアクセルON・・・
素人ながら自分なりにいろいろ試してみる。
その甲斐あってか、タイムは52"020まで縮んだ。
走るたびに成長してる感覚にとらわれそれはそのまま得も言われぬ喜びへと変貌する。
しかしそんなぬか喜びは目の前のイエローフラッグで消える。
それはコーナーを立ち上がってアクセルを踏み、テールが若干スライドしたためか・・
故意のドリフトは禁止――まさかそれに対する警告?
そんな考えを逡巡させたがそれは徒労に終わる。
曲がっていく先に見えたのは土煙。
黄色旗は即座に赤旗に持ち替えられ我々に対して振り下ろされた。

ピット入り口の少し先の最終コーナー手前でレガシーがコース外壁に頭から
突っ込んでいた。

土煙と同時にラジエーターからも蒸気が上がる。
レースのネガティブな部分を目の当たりにした。
各車ピットに戻り、その様子を呆然と見つめる。
ドライバーは無事のようだが、車は・・・難しい。
ひしゃげたボンネットの隙間からスタッフが消火器を散布。
その後フォークリフトが出動し、車体を持ち上げピット内に
車体を搬入した。

結局ビギナークラスはその時点で終了。
遅い昼食となる。
冷凍ピラフをサーキット内の食堂にて食べる。
するとどうやら当方のケンメリがピットインの際に邪魔、というかピット入りするに当たって
ぶつかる可能性も無きにしも非ずということで移動を要請された。
ケンメリを移動させ、食事を終え、しばし休憩。
屋根のあるところで身体を横にしそのまま昼寝に入る。
しばらくしてエンジン音で目が覚める。
午後の走行が始まったようだ。

第3ヒート。
先ほど中断してしまったので今度はしっかりと・・と思いきや
参加は我々3台とセリカの合計4台。
レガシーはともかくベロッサもいなくなっていた。
台数が少ないので反ってのびのびと・・・置いてかれたorz
序盤こそ、お昼休憩を挟んだせいかタイムは54"台に落ちたが途中から
また走り方を思い出し、最終的には51"874まで縮まった。
走るたびにタイムが縮む喜び。
同じように走りつつも計測器は淡々と記録を表示させる。
こうしてみよう、ああしてみようと走った結果が掲示板に表示されていき
それが上下する様は実に愉しい。

ピットに再び戻りお互いにまた感想を述べ合う。
昼過ぎとなり気温もだいぶ上昇し、もはや長袖を着ているその下は汗まみれ。
下手にランニングするより汗をかく。
そしてあることを思い出す。
ショップからいただいた8番プラグ。
実はまだ一度も使っていない。
せっかくもらったのだからと・・次のヒートに備えてプラグを交換。

熱気の漂うエンジンルーム。
軍手をはめてプラグを取り外す。
煤はもちろん付いているが、ワイヤブラシで擦るとそれはそれは綺麗な金属の地肌が現れた。
日ごろの運転ではまず行わない高回転域での連続運転。
普段プラグが焼けたとかどうとか言ってる自分がいかに間違っていたか。
いつも焼けていたと思った色は狐色というか褐色というか・・・
しかしこれは違った。モノの見事に金属の地金の色、というか。
煤も簡単に落とせてその下から綺麗な芯が出てきたのだ。
そんなプラグ一つに感動しつつ、いよいよ8番プラグを装着。
もちろん使えることは試し済み。
装着後、軽く空ぶかしを行い様子を見る。
そんな作業を比較的年配のスタッフの方が見ていて、少々話をしたり。
作業を終えて程なくしいよいよ最後のヒートが回ってきた。

第4ヒート。
今度の台数も4台。
時間的にもこれが本日最後の走行。
窓を全て閉めるも暑さより気持ちが集中しているのかさほど暑さを感じなかった。
窓を完全に閉めると意外と静かなアイドリング状態のとね号。
友人、川崎のマシンXさん、ショップの社長・・・他にも今日休みを取るのに
協力してもらった会社の人や応援メールをくれた婦女子様・・様々な人たちに
感謝しつつ、最後のヒート開始。

速い。
いや、マジで。
もちろん比較対照は前ヒートの自分だが先ほどまでに比べて何かが違う。
前を走るあっきぃさん、セリカとの距離はもちろん離れているが、なんと言うか・・・
先ほどまでと見えるポイントが少し違っている。
なんと言うか、こちらが第2コーナーを回ってコースの中で一番標高が高い場所に行くと
その先に前走車が見えていたのが、その走ってる位置が先ほどより手前というか
走るたびに少しだけ近づいている気がしたのだ。
そしてタイムのほうも明らかに違う。
第4ヒート4週目にはついに50"418と50秒台に突入したのだ。
最初に走った午前中より6秒も縮まったのだ。
喜びに打ち震えながらアクセルを踏み込む。
しかし、ここで熱くなりすぎて望まぬ結果となってしまっては本末転倒。
所々でやはり自分の力量を踏まえつつ、その中で限界を探してみる。
そのうち理由は不明だがセリカがピットイン。特にトラブルや事故というわけでもなく。
そのため、最後はケンメリ3台の貸しきり状態。
そんなリラックス状態が功を奏したのか、はたまた直前に交換したプラグの賜物か。
最終的な本日のベストタイム50"194を記録した。
チェッカーフラッグが振られて走行会の終わりを告げられる。
名残惜しい気持ちを抱きつつピットイン。


コースではドリフトクラスの走行が繰り広げられる中、とりあえずエンジンルームを開けてチェックしてみる。
かなりの負荷をかけて運転したもののエンジンルームは特に汚れたりなどの異常は
全く見られない。
そしてもっとも驚いたのは戻ってきてアイドリングになっても回転数が普段と変わらず一定のまま。
以前のエンジンだと高速走行をしたあとや渋滞の後は回転数が一定にならず
上がったり下がったりと悩まされたものだが、サーキット走行というかなりの
高負荷走行にも関わらず反って安定しているのがびっくりである。
やはり組み方の精度の高さを表しているのだろうか。


足元を見ると・・・ホイールがブレーキダストで真っ黒に。
これだけ汚れる走り方をしていたということなのだろう。

プラグを元の6番に戻す。
そして、フロントのレンズ類に目張りしたガムテープを外す。
ドア横に付けられたゼッケンを外す。
サイドステップ付近に取り付けた計測器を外す。


計測器のあった部分と周りとで差があるということは、ホイールのみならず
車体全体も汚れているのだろう。
リヤのテーピングも外し、徐々にサーキットスタイルから元に戻っていく。

表彰式が始まり、そしてじゃんけん大会。
思いがけず賞品をいくつもいただいてしまった。
そして練馬のケンメリさんと話しがっちり握手を交わす。
練馬のケンメリさんは途中までだで残念だったが、それでも今回の走行会を
愉しまれたようで練馬のケンメリさんのショップの方々と一緒に
喜びを分かち合った。

続々とサーキットを後にする参加車両たち。
我々も後片付けをし朝来た方向から外へ退場、スポーツランド山梨を後にした。
砂利道を抜けて小道へ。
ダンプの通り過ぎるのを待ってケンメリ3台が続く。
練馬のケンメリさんたちは一足先に出発していた。
朝給油したガソリンスタンド前を通ると詰め所内から朝のおじさんがこちらを
みていたので軽く手を上げて挨拶しながら通過。
再び韮崎ICに入り、東京へ戻る。

双葉SAにて途中休憩。先行していた練馬のケンメリさんご一行と合流。
山梨地方のお土産を買うためである。
お土産を買った後再び出発。
3速、4速しか使えない練馬のケンメリさんだが空いているこの時間の高速道路では
さほど影響が無いようで行きと同様に快調に走っている。
その後を我々が追従。
そのまま談合坂SAまで突っ走る。
のんびり行く予定だったのが、うまいペースカーが見つからずまたもやおいこし車線を爆走する形に。
もちろん公務員の車の影や盗撮カメラには気をつける。
談合坂SAに到着し、SA内へ。
既に先行隊の皆さんはレストランに入っており、我々も一緒に夕食を。

山梨名物ということでほうとうを。

食事後は解散となる。
談合坂を出てそれぞれの速度で帰路に着く。といっても高速道路上では
ICまでは同じ方向だが。
八王子料金所でSさんとお別れし、そのまましばらく走る。
一旦ばらばらになったが首都高4号線ではあっきぃさんと合流。
ともに高井戸ICで降りて窓越しにお別れの挨拶をしてあっきぃさんは環八へ、
当方はそのまま自宅へと戻っていった。
夕方の渋滞も思ったほどではなく、家に着いたのは18時ごろだったか。
少し日が明るかったので。高速走行の後のお約束、虫の貼り付を除去する。
なんだかんだで軽く洗車となってしまったが、今日の走りを労う意味でも
綺麗にしてあげたい。

ブレーキダストが付いたホイールも早めに除去すればこの通り。
綺麗になったボディと初めてのサーキット走行に大きな満足感を抱きつつ
ボディカバーをかけケンメリを後にした。
今日の経験はこの先車を運転するに当たって凄く貴重なものとなるだろう。
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スポーツランド山梨 走行会 その1

2006年06月05日 09時27分04秒 | レポート
昨日のツーリングの途中のことだった。
今回のサーキット走行をお誘いいただいた練馬のケンメリさんからだった。

サーキット開場時間が7時だが、談合坂に7時でも充分間に合いますよ、と。
当方と、Sさん、あっきぃさんは談合坂に5時に集合の計画だったが、
急遽予定を変更。
7時に談合坂ということとなった。

昨日のツーリングの疲れも多少残っているものの、いよいよ本日は待ちに待ったサーキット走行の日だ。
天候は晴れてはいないが雨も降っていない。
考えようによっては絶好のコンディション?

7時に談合坂なので、5時くらいには家を出る。
コンビニに寄り軽く飲み物などを購入し、ケンメリの駐車場へ向かう。
昨日走って今日も走る。
しかも今日は月曜日。

カバーを外しケンメリに乗りこむ。
早朝と言うこともあり、いつもながら始動とアイドリングには気を使う。
エンジンをかけ、速やかに大通りへ出る。
昨日もだいぶ走ったので過度のアイドリングは不要と判断し、
低回転のまま大通りを走る。
週初めの早朝、車の数は少なくゆっくり走っても特に問題はなさそうだ。
すぐに近くのガソリンスタンドで給油。
サーキット会場は山梨県。
先にガソリンを入れてから向かうほうが向こうで入れるより得策であると判断した。

というのも、昨日高速のSAで給油した際、あまりに値段が高くて面食らったと言うのがあったためである。
(高速道路のガソリン料金は一ヶ月前の全国価格の平均値となっているとか)
いつものスタンドで137円のハイオクが、147円となるとなかなか辛い。
一回二回の給油じゃないので結構痛い。

給油を追え大通りを進む。
トラックの数が多少増えたがそれでも渋滞と言う表現にはまだまだ遠い。
調布ICから中央道へ入る。
この時点でもまだまだ車の数は少ない。
こちらのペースと符合する車がないため、追い越し車線を爆走するハメとなる。
決してサーキット前で気持ちが高揚しているわけではなく、できればのんびり走りたいところだが、
走行車線を走る車はいずれも90km/h前後を箇所によって急激に速度を上げたり下げたりと
なかなか一定速度で走る車がいないためだ。
長距離のトラックなどはそこそこのペースで走ってくれるので後ろについたりすると
楽なのだがそうしたプロドライバーの方はまだ見つけられない。
追い越し車線のまま、八王子料金所を通過。
そのまま八王子から相模湖の山間の道を走っていく。

以前走ったときは純正タイヤ(175/HR14)だったのが今日はいつもどおり?の
ワタナベ(205/60R14)で走行。
30mmの幅と、扁平率の違いで高速走行時の違いが手にとるように判る。
4月の岡谷行きの際に鉄ホイールで走ったところだいぶその違いに肝を冷やした記憶が
あったため、安心して走れる―タイヤの選択というのはやはり重要度が高いことを
改めて認識した。

談合坂には7時よりちょっと前に到着。
ひょっとして一番乗りかな・・と思ったらやはり甘く、既にSさん、あっきぃさんが到着されていた。


早速お二人と合流しSA内で朝ごはん。
7時を回ろうとする頃、携帯電話が鳴り響く。
練馬のケンメリさんだ。
どうやら遅れているようで談合坂への到着が遅くなるとのこと。
しばし待機となる。

しばらくして練馬のケンメリさんご一行が到着。
近所の車屋さんと一緒で180SXやらS13シルビアに混じってケンメリ登場。
皆さんとご挨拶しつつ、早速談合坂を出発。
時間が押してるせいもあるが、かなりのハイペースで先を急ぐ。
あっという間に置いていかれる当方。
むむ、これはいけない。
と自分の力量以上の走行をするとしっぺ返しが来そうなので、適度な速度で走行。

韮崎ICで降りて本当に町中という感じの道を走っていく。
途中小さなガソリンスタンドがあり、ケンメリ組みは全員そこで一旦給油。
週初めの早朝からケンメリが4台くるガソリンスタンド。店員のおじいさんが
「ハイカラな車が来たのぉ~」
と。

給油を終え、近くの道路で待機していた一行は、そのまま走って林道のわき道のようなところを入っていく。
すると怪しい(失礼)トンネルがあり、そこをくぐると・・・・今回の目的地
スポーツランド山梨だった。


山をくりぬいて作った、という趣のサーキット。(違ってたらすみません)
受付も大半が終わっており、どうやら我々が最後の模様。
慌てて名前を記入し、まずはドライバーズミーティングが始まる。


主催のオートウェーブのスタッフから説明がある。
旗の説明、故意のドリフトなど禁止行為の説明、そう言った雰囲気でだんだんサーキットに来て走るという実感が強くなっていく。
前面の灯火類(ウィンカーレンズやらヘッドライトやら)は全てテーピングすることと説明を受け、その後は完熟走行(とりあえずペースカーに先導されて軽く走る)となった。

練馬のケンメリさんはマスター1クラスとのことで早速準備してピットへ。
我々も各々ガムテープを取り出し、ゼッケンやらタイム計測器を取り付けていく。

ここでサーキット仕様となったそれぞれのケンメリを紹介。

今回お誘いいただいた練馬のケンメリさん。
既にサーキットを何度も走られているとのことで、余裕と雰囲気のある車に。


あっきぃさん。GLグリルが判る人には判るアクセント。
なんと前日にサッカーであばら骨にひびが入っていたとか・・!(驚)


おなじみSさん。ノーマル全としたたたずまいにだまされてはいけません(笑)


そしてとね号。
右側ハイビームだけ黄色いのは狙ったわけではなく、黄色のガムテープがそこで切れたためでした。

各々準備が整ったところでまず最初のマスタークラスの招集がかかる。

今回の走行会は

○マスター1←練馬のケンメリさん
○マスター2
○ビギナー1
○ビギナー2←我々
○ドリフト

と分かれていて、全く走ったことがない我々でも安心して走れる・・・はずだった。(と意味もなく含みを持たせてみたり)



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サーキットに備えて(?)~いろは坂

2006年06月04日 20時28分50秒 | レポート
本日はショップのツーリングに。
明日のサーキット走行に備えて・・というわけではないが、ちょっくらエンジンをぶん回しておこうかなと。

しかしながら天気は微妙。
早朝5時半、家の窓から見える空は曇天模様という言葉がぴったりの様子。
ショップの社長に電話して聞いてみる。
「雨降ってないし、今から中止にもできないし大丈夫でしょ」
という言葉を受け、髭をそり寝癖を直して家を出た。

空気圧も増し締めもオイル交換も万端のケンメリ。
ボディカバーをはぐって出発準備。
もちろん早朝なので長時間のアイドリングは近所迷惑。
一昨日乗ったので始動は一発。
ipodを車内で聞けるようにFMトランスミッターのセットを終え次第、
ケンメリ出発。
朝6時前後、道は空いており環七に出るまでに遭遇した車は片手で納まるほどだった。
さすがに環七に来ると朝6時とは言えそれないの台数の車が走っていた。

時間的には余裕のある出発なのでさほど慌てる必要もないため、中央線を走る
トラックをペースメーカーにして走る。
トラック運転手の方たちはやはり職業ドライバーとあって信号に止まらないタイミング
で走ってる人が多いのだ。
左側の車線をミニバンがバシバシ走っていっても結局次の信号で止まっており、
こちらがするする~っと追いつくようなシーンが数回。
しかし適度なペースで走っていたトラックが別の通りに入ってしまうと新たな
ペースメーカーを探さねばならない。

中央よりの車線を走るシルバーのワゴン車を見つけるもペースはちぐはぐな上に
乗ってるのがちびまる子ちゃんに出てくるはまじの母ちゃんそっくりな人。
追い越しザマにバックミラーで顔を確認したが額に絆創膏があればパーフェクト
ないでたちだった。
結局そのまま走っていくと、対向車線で人が倒れてるのを発見。

うわー・・・と思ったその後には既に救急車が到着。
止まって見物するわけにも行かないのでそのまま走ったが多分原チャの予感(未確認ですが)
しばらく走った先でパトカーとすれ違い、さらに先で事故処理用のパトカーが。
事故がおきてまだ間もなかったんだろうか?

その先で中央よりの車線でクリアテールにした原チャが交通法規とは異なる
運転をして走っていたが、下手に煽って先ほどのようになられても怖いので
前の車は追い越していく中、こちらは大人しく原チャの速度にあわせて走行。
その原チャは途中で右折で消えていったため安心して元の速度へ。

そんな感じでいつも1時間ほどかかる道も今日は40分もかからずに到着。
高速道路と同じくらい・・いや、お金がかかってない分こちらの方がお得感たっぷりだ。

ショップに到着し社長と挨拶。
持参した菓子パンを朝飯代わりにかじりながら待っていると次々と聞こえてくる
L型サウンド。
お店に7時に集合だったが、皆さん予定より早めにご到着。

俺:「今日はどこへ行くんですか?」
聞いてみる。

社長:「どこに行きたい?」

え?

なんと集合しても行き先は決まっていなかったようで(焦)

とりあえず上のほう(北側、東北方面)を目指そうと言うことに。
八潮南ICから高速に入る。



首都高三郷ジャンクションから環状2号線へ。

曇天模様ではあるが、そのおかげか車の数は比較的少なく
なかなかのペースで走っていくことができる。
環状2号線川口ジャンクションより東北道に入る。
車の数は少なくないが各々がそれなりの速度で走っているせいか渋滞はない。
当方達も被らせることなく快調に走り、蓮田サービスエリアにて一度休憩となった。



皆さん朝ごはんを食べてなかったのでここで朝食となる。
時間は8時過ぎくらいだったか。
物凄く雨が降りそうな天候だったが、食べ終わる頃には晴れ間も少し見え始め、
我々以外にも車や観光バスが多く見られるようになってきた。


しかしながら、そんな天気はあっさりと覆され、サービスエリアを出て
しばらくすると雨雲のあるエリアに突入したらしく、ウィンドウに雨粒が
次々と降りかかる。
当然、ガラスだけでなくボディにも道路にも・・・

古い車だけに雨の日に乗らないようにしているオーナーさんも今日はいらっしゃるわけだが
なかなか厳しい状況となった。

止むかと思いきやまた強くなったりととりあえずこの地域を早く抜けた方が
よさそうだ。

宇都宮インターで降りて料金所過ぎのところで一旦停車。
この先どうするかの作戦会議。
山の方は晴れてるだろうか・・・それともこの後本格的に天候が悪くなるんだろうか?
皆で相談する。

相談の結果、とりあえず前に進むと言うことで出発。
日光宇都宮道路に入りいろは坂を目指してL型機疾走。
清滝ICまで突っ走りそこから国道120号線に入る。

天候もやや回復し、時折晴れ間も覗かせる。
どうやら前に進んで正解だったようだ。

しばらく進んだところで一旦休憩。


休憩を終えた後はいよいよいろは坂を目指して走り始める。
細尾大谷橋を右折していろは坂を目指す我々の前に対抗からフルスモシャコタン、フルエアロと言うチェイサー?マーク2?が登場。

さぞかしやる気モードなのかと思いきや・・・遅い。
物凄く遅い。

次第に後方の我々も痺れを切らして見通しの良い場所を選んで追越をかける。
前のZ3台は軽やかに抜いていったものの、こちらはなかなかブラインドカーブが多く抜くことができない。
路肩に停めるようなスペースもないため、このペースに延々と付き合わされるハメとなる。

やっとのタイミングで追い越しに挑戦。
抜きザマにドライバーの顔を見ると若い女性。
笑顔でドライブ。

遅れを取り戻すように走って前に行くと、Zが見えてきた。
やったー追いついたー!と喜ぶその先には

ありがとうございました。


って、バスですよ。
観光地なのでバスは必然ですが・・・
むう。
こちらもこちらで必死の追い越しを敢行。
後輪がキャッツアイでずるずるっと滑るオマケ付き。
鼓動が若干上がりつつも、なんとかバスを回避することに成功し、更に
前に追いつこうとしたその時!

もう一台いましたorz
しかも渋滞してました。

結局いろは坂はスローペースを強いられての運転となる。
もちろん空いてるからといって目を見張る速度で上れる腕もないわけですが・・
そうして渋滞の後尾に着く当方の横をミニバン車が追い越していく。

あれあれ、ブラインドコーナーですよ!?
危ないですよ?
と思っていたのだが、

どうやら

いろは坂って

一方通行のようで。

つまり

二車線両方とも上り路線。

律儀にバスの後を走らなくても、

追い抜いてすぐさま車線戻さなくても

全然普通に走れたわけでして。





明智平のロープウェイ乗り場の駐車場でその事実に気づいた俺。
皆さんは途中から気づいて上っていかれたようで・・・


中禅寺湖湖畔を通って下りのいろは坂へ。
今度はばんばん追い越して・・・と思いきや、車線は一車線の上追い越し禁止、
そして待ってましたとバスが。


バスに阻まれ前から後からキャブのバックファイヤやアフターファイヤが聞こえてくる始末。
キャブ車には長時間の低速走行があまりにも厳しく・・・
今回のいろは坂は走りの面では不調な結果となってしまった。

再び高速に乗り東京方面を目指す。

先ほどまでの被りを払拭するかのように皆さんアクセルON!
快音が林に響く。
天気もなんとか持ちこたえ、日光宇都宮道路から再び東北道へ入り
佐野SAにて遅い昼食を取る。

昼食後、それぞれ車にもご飯を・・ということで給油。
S130Zの方たちは大容量の80リッタータンクなのでOKだが、
S30Z,ケンメリ、ジャパンはそれぞれガソリンが少なくなり補給。

給油後は再び東北道を走る。
どんどんかっ飛んでいくS130Z組に追いつこうとこちらも飛ばす。
追い越し車線をぐいぐいと・・・・・


ふとバックミラーに

屋根に赤いものを乗せた車が

見えました。



終了!

追い越し車線をかっ飛んでいたので、さすがにやばいと思い
慌てて走行車線へ。
どんどん近づいてくる赤いものを乗せた車。
近づくにつれて二色にカラーリングされた公務員号と判る。
あちゃー・・・と思ったものの、当方の脇をすーっと走って行き結局
お咎め無し。

そんな状況を知ってか知らずか、目の前の白いクラウンは追い越し車線をかっとび中。
(Z組の方たちは既に走行車線に戻られてました)

「あー、あっちを捕まえるのかなー」
と思うもその様子もなく・・・
結局途中のインターで降りていったようで、一体なんだったのか・・
しかしこれを戒めとして走行車線をのんびり走ることに。

再外環に入り八潮方面へ向かう。
域とは違うインターで降りて(場所失念)ファミレスにて休憩。
お店だと駐車場の関係で全部置けないためだ。
その後お店に戻り解散となる。
時間としては夕方5時ごろ。
渋滞が始まる前に各々帰路を目指す。

当方も、皆さんに挨拶して失礼させてもらい帰還。
どうせならといつもと違う道を使って帰ろうと思い適当なところを走って
家に戻る。
しかし道はどんどん細くなり、とても大通りに直面しそうになくなってきた。
環七に出れればいいのだが・・・
そう思いながらもどう見ても住宅街。
不安を覚えつつ来た道を戻ろうとした時にやっと環七へ出ることができた。
途中の信号の数を考えると大人しくいつも使う道を来たほうが早かったのでは?
と思ったがとりあえず知ってる道に出ることができてほっと一安心。

予想したよりは早めに戻ることができた。
駐車場に付いたのは18時半前。サザエさんが見れる時間だ。

しかし明日のサーキット走行に備えて準備もしたいし、何より雨に降られたので
軽く洗車もしておきたい。
雑巾とバケツを取り出しペットボトルの水を注いで洗車開始。
洗っている傍ら、隣のコインパーキングに来た初老の男性たちが
「懐かしいねえ~ケンメリだよ~」
と話しているのが聞こえる。
こそばゆくそのまま下回りの洗車を続ける。
さらにはこれまたコインパーキングの利用者の小さな子供づれのお母さんが
「懐かしい車ですね~」
と話しかけてきた。
軽く会話を交わしていると、母親が話しているのを見て安心したのか
子供たちが
「これ動くの~?」
「もう止まっちゃったの?」

などと軽くジャブをもらう。
慌ててフォローするお母さん。

なにやら近所交流に一役買いつつフロントバンパーに付いた虫を取り除いていると
今度は子犬(といってももう大きくなって中犬くらい)がじゃれ付いてきた。
思わぬ珍客に声を上げる。

お年寄りから子犬まで愛されるケンメリ(ちと違う)
全体を拭いた後は、明日に備えて久しぶりに取り出したアイテムを装着。


そう、四点式シートベルトである。
元々は純正のシートベルトの調子が悪い・・と思い込んでいたのと
格好で買ったアイテムだが6年以上経った今、初めて本来の用途に沿った使い方を
する日が来たのだ。
しかしながらために座ってみると・・・


キツイ。

決して腹回りがでかくなったからではない

一通りの準備を終え、本日のツーリング熱も冷めないまま明日はサーキット走行。
サザエさんどころかワンピースまで終わっている時間となり、家に戻った。
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サーキットに備えて(その3)~タイヤチェック

2006年06月02日 14時43分21秒 | レポート
本日は川崎のマシンXさんがお勤めしているタイヤ館にタイヤのチェックに。

うす曇の空、雨降るかな・・と危惧しつつお昼過ぎに自宅を出発。
環八の渋滞を体験しつつ246沿いのお店に向かう。

平日の昼下がり、環八はなかなか混雑しており、さらに路肩には公務員の人が
バイクに跨ってボーっとしている。
こちらの車を確認しているのかどうか、こちらもバックミラーで警戒。
特に動き出したりする様子もなさそうだ。

環八は東名東京ICと246とつなぐ幹線道路とあってか交通量が常に多く、
また公務員の監視の格好の場所でもある。
渋滞はどうにも避けられないようなので、うかつに黄色車線(車線変更禁止区域)
で何かして路肩でたたずむ彼らへ手柄を立てさせては癪なので糞詰まりの車線でも
諦めてその列に並ぶ。
平日昼間だから裏道でなくても大丈夫だろうと言う認識が甘かったのを痛感しつつ
なんとか246を越えて、左巻きにその目的のお店へいこうと越えた先の交差点に
挿しかかると、交差点の左折レーンにアホみたいに停車中の銀のバン。
4ナンバーでなかには工事関係者と思しき男性がおり、見事に交通の流れを阻害。
こういう狂ったやつこそ取締りの対称にするべきだと思いつつ、
通り様に
「こんなところに停めてると交通の流れの妨げになりますよ」
という意味合いの言葉をやや汚くして投げかけておいた。

聞こえたかどうかは不明だが。(まあ聞こえてもこの手の人はなんとも思わないんでしょうが)

そんな渋滞をなんとか抜けてやっとタイヤ館に到着。
2ヶ月前に純正鉄っちんに替えたばかりなのに再びワタナベ(アルミ)に替えたため、
2ヶ月の間放置していたタイヤの空気圧、及び取り付けボルトの増し締めを
お願いしに来たのだ。

来店した時、お店は混雑しておりとりあえず裏手に停めて待機。
しばらくした後川崎のマシンXさん登場。
挨拶を交わしつつ、早速作業開始。
エアチェックすると、大丈夫かと思われていたタイヤが意外にも空気が抜けていることが判明。
少々ガクブルしつつ、4輪全ての確認と増し締めを完了。

しばし談笑の後お店を後にして自宅へ向かう。

帰り道もやや混んではいるものの来るときよりは早めに帰還。
駐車場についてから先日の雨汚れが気になり(というか、先日のジャッキアップ時に
下回りが結構水跳ねで汚れていた)
雑巾と僅かな水で洗車敢行。

汗臭く動く当方を察知してか、6月頭と言うのに早速やぶ蚊が登場。
やぶ蚊を握りつぶしつつ、ルーフからリヤピラー、リヤフェンダー、ドア、フロントフェンダー、
フロントスカート拭き上げていく。

コーティング剤までやろうかと思いつつ、仕事が控えていたので適度なところで終了。
再びカバーをかけて次の走行に備え家に向かった。
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