今日は雑誌に掲載されているケンメリの中古車の価格を・・・
と、言ってもこれまた現在の話ではなく、古い時代のお話です。
(ホリデーオート昭和54年7月号より)
スカイラインのモデルとしてはケンメリからジャパンへと変わって1年ほどたった頃でしょうか(昭和53年9月でモデルチェンジ)。
前期型でもそこそこいいお値段がついてます。走行距離も当然少なく今見たらお財布握り締めて買いに行っちゃいたい固体ばかり。
このページには乗ってませんが、ハコスカはかなり安く、ジャパンは新車バリバリの現行車のため中古価格でもかなり強気で掲載されております。当たり前と言っちゃあ当たりまえですけど。
しかしGT-Rは即効で倍以上のプレミアがついててびっくり。
また、別の本になりますが、排ガス規制前の前期型は後期型より値段がつくケースも珍しくない、という記述を拝見しこれまた当時の情勢がうかがい知れる貴重な資料だなあと楽しく拝見してます。
この頃は当然錆びやクサリはほとんどないでしょうし、新車のつやが残る固体もごろごろ。
この頃を過ごされた方は実にうらやましいと思う次第です。
自分がケンメリを買うためにバイトに明け暮れた94年頃では既にノスヒロなどで概ねケンメリの価格はハードトップ(R仕様)で130万円前後のプライスが付けられておりました。
その話をバイト先の社員さん(当時40手前くらい?)に話したところ
「だまされてないか?」
「もうちょっと早く言ってくれたらタダであげたのに」
と思い切り底値だった時代の話を聞いたりして歯軋りしたり。
今で言うところのR32やR33の2000GTSなんかはまさに底値?だと思いますが
それと同じような感覚だったのかもしれません。
そんな底値のケンメリがどのように扱われていったかは、また次回のネタででも公開しようかと思います。
今夜も夜勤でケンメリに乗る余裕がなかりけり。