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ケンメリレポート from ケンメリパラダイス

C110型スカイライン 通称”ケンメリ”にまつわるブログです。
ケンメリに乗ったり触ったりしたら更新してます。

車検出庫

2010年11月12日 21時05分03秒 | レポート
入ったものはいつか出るということで、先週車検で預けたケンメリが無事に車検をパスして出庫準備が整ったとの連絡が。

仕事の関係もあり、代休である本日引取りに。
仕事の時と同じくらいの時間に家を出て、都心方面への通勤ラッシュに覚悟を決めて突撃。
電車を三本乗り継ぎ、例ののどかな関東鉄道常総線に揺られたのは家を出てから一時間半後だった。

ラッシュとは程遠い乗車率。
守谷を出て程無くして広がる田園風景。
寒さが増してきたとは言え日中の日差しは眠りを誘うのに十分。
うたた寝を繰り返しながら目的地の駅へと到着した。

駅を降りつとバスが一台とタクシーが三台。
列車が言った後は静けさが戻る。
途中で買ったホットティーを一口飲んで体の中から暖をとる(というほどの寒さではないけど)。
キャップを締めて鞄にボトルを戻したところで一台の軽トラが駅前のスペースへと入ってきた。

「おー、時間とおりだな」

ご挨拶をして、軽トラの助手席に失礼する。
軽トラに揺られること10分少々。
9日ぶりのケンメリとの対面だった。

乗れない間はもどかしい・・と毎度の反応とは違い、適度に仕事で埋まっていたため
手許にあってもなくても乗る機会はたいして変わらなかったように思える。
しかし、目のあたりにするとやはり乗りたくなる衝動がふつふつと湧いてくるのが判る。

クーラントの漏れ部分もばっちり対応されており、交換された真新しいホースが頼もしい。
懸念のブレーキキャリパーからのオイル漏れは疑わしい部分の対応はしたものの完全ではないので
万全を期すのであれば、この際新品に交換するのも手だとか。

思えば縦グロの解体車両より外したものをヤフオクで購入し、さらにその後取り付けてからも
ずいぶん時間が経過している。

さらにジャパンの解体車両から外したブレーキマスターシリンダーの方も(キャリパーを交換するなら)
交換したほうが効果的だとのアドバイスも。
いずれもOHキットを用いてやってはいるものの、新品が出るのであれば交換したい部分でもある。

他に今まで付けていたダッツンシートは助手席に、純正シートはリヤシートに、とアクロバティックにケンメリに積まれていた。
各部にエアパッキンや、緩衝材で保護されて載せられているのを見て、毎度のお気遣いに頭が下がる。

説明を一通り受けた後、お礼を述べて出発。

もはやナビなどなくても行ける(これで覚えてなかったら馬鹿だろ)道のり。
今日は金曜日なので、東京FMではなくNACK5にチューニングを合わせる。
窓を開けての走行なのでラジオの音は信号で止まっている時や、あまりアクセルを踏み込んでないときにしか聞こえないが、
それでも楽しく聴きながら谷和原インターを目指す。

来る時はエンジンの回転数を上げないように控えめに走っていたのとは対照的に
車検明けの喜びを表すように、アクセルを踏み込む。
これまでとは違う感覚で回るエンジン。
プラシーボ効果の可能性が非常に高いが、実によく回る。
二車線を並んで走るトラックと軽トラをさっさと抜いて(もちろん安全なタイミングで)
ぐっと踏み込むとラジオの音よりいいおとが聞こえてくる。幻聴ではない。
さらにブレーキを踏んだときに若干ハンドルをとられることがあったのだが、それもなく
両手放しで運転しても直進性が保たれている。(以前はちょっと曲がっていった)
その状態からブレーキを掛けても、きちっとまっすぐ止まる。
あまり顕著な現象だったら即座に対応だったが、僅かな懸念材料が減ったことは喜ばしい。
改めてアクセルを踏んで帰路を楽しむ。が、
飛ばしやすい所にはそれなりな仕掛けというか、猟師がいる可能性もあるので、
警戒を怠らずに高速インターへ到達。

料金所を通過し、ループを回って合流車線から追い越し車線へ。
北海道行きの時より、さらに軽く回る感じで爽快感30%増し?
追い越し車線のまま、前が詰まるところまで走行し、トンネル内で尾灯を点けつつ疾走。

もうすぐ三郷の料金所というところで、ラジオの放送が急に止まった。
あれあれ放送事故ですか?
オーディオをチェックしたくても、助手席にはダッツンシートがあるためグローブボックスの開閉は今はできない。
そうこうしているうちに三郷の料金所に差し掛かる。

ETCレーンの表示に従い青いラインをトレースして進入。
ここで作動音がしてETCゲートバーが・・・

開かない!?

あれあれあれ???
と思う間に、減速はしていたもののそのままETCバーへ激突。
哀れケンメリは木っ端微塵・・・にはならず、バーをこする形で下をくぐった。
幸い後続車との距離もあったため、前車に追突することも、後続車に追突されることもなかったが、バーが開かないというのは初めての体験。
即座にケンメリを路肩寄りに寄せて停車させる。

バックミラーで見ると、ゲート脇の管理人BOX?からおじさんが出てきて機械の目視点検をしているようだ。
とりあえずケンメリから降りて、料金所の方へ駆け寄る。
向こうからも係のおじさんが歩いてきたので、ETCがちゃんと認識されているかを確認するが、されていなかったようで
カードを手渡しし、処理してもらった。

なんで反応しなかったんだろう?
とETCカードを改めて挿したが反応がない。

ETCユニットへ電源が来ていない。

加えてオーディオも沈黙したまま。


/(^o^)\なんてこったい

とりあえず安全を確認した上で原因究明。



やはりヒューズが切れてました。
管ヒューズは結構ストックがあるので、トランクをガサゴソ。
切れていたのは15Aのヒューズで、さくっと差し替えてみる。
エンジンを再始動するとちゃんとETCもオーディオも稼働。

やれやれと、試しに尾灯を点けてみると、一気に沈黙。
あれれ?
やはりいずれかが短絡しているようだ。


今の今まで普通に走ってて、料金所の手前で急に短絡したのだろうか。
(ラジオが沈黙するタイミングで、段差を乗り越えたけど)
原因といえば、移設した配線が何らかの短絡を起こしている可能性が考えられる。
それも、段差の衝撃くらいで短絡しちゃうような。

尾灯さえ点けなければとりあえずハザードやらウィンカー等は普通に使えるので、
いつまでもこんなところでまごまごしていても仕方がない。
ボンネットを閉めて、運転席に乗り込み再びケンメリを走らせる。

三郷料金所の先、6号三郷線は事故渋滞。
軽快な走行はどこへやら。
しばらくは牛歩走行を強いられた。
外環に退避すればよかったかな、と思うも既に分岐点を過ぎており、八潮近くまで渋滞は続いた。
C2分岐の小菅ジャンクション辺りから渋滞は解消され順調に走る。
池袋から山の手トンネルへ入るが、今はライトが点けられない。
走行車線のトラックの後ろへ入って4号線への分岐まではのんびり走る。
尾灯が使えないだけでも結構なハンデ、というか周囲への危険も0ではないのでその辺りも忘れずに走行。

トンネルを抜けて4号線へ入り、高井戸を過ぎて三鷹の料金所を通過。
当然だが通電していれば問題なくETCは通過できる。
今度はバーに触れることなく、前車に続いて通過。
作動音も確認したので小判鮫走行ではない。
調布インターまでの短いツーリングを楽しんだ後は、甲州街道→鶴川街道と通って、多摩川沿いの道を走って帰還。

団地前に横付し、ケンメリに積み込まれているシートを降ろす。
その際にルーフに付いた汚れを確認。

ETCバーに接触した際にできたものだろう。
傷にはなっていないようなので一安心。(触ってないので怪しいかもですけど)

ケンメリを駐車場に入れて短絡の原因究明・・と行きたいところだが、今日は今日とてこの後用事があるため、救命、いや究明は後日にすることにして、
ケンメリにカバーを掛け後にした。
コメント
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