緑の、東京ブログ

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首都高速10号晴海線(晴海大橋と木遣り橋区間)の進捗状況 2016年6月2日

2016年06月08日 06時00分00秒 | インフラ整備・道路


晴海大橋と首都高速10号晴海線:工事進捗率80% 2016年6月2日
現在、首都高速道路の中で10号路線となる「晴海線」の整備が進められています。首都高速晴海線は、湾岸線の東雲JCTから晴海大橋上に設置される晴海仮出入り口までの約2.7キロの区間の高速道路です。

事業位置 中央区晴海二丁目~江東区有明二丁目
延長 約2.7km
   豊洲出入口~東雲JCT約1.5km(平成21年2月開通)
   晴海出入口~豊洲出入口約1.2km(整備中)
道路の区分 第2種第2級(道路構造令)
設計速度 60km/h(出入口 40km/h)
構造 高架構造
車線数 往復2車線(暫定整備)
完成予定時期 平成29年度(晴海出入口~豊洲出入口)

1993年(平成5年)7月:都市計画決定
2009年(平成21年)2月 : 豊洲出入口-東雲JCT開通(暫定2車線)
2015年(平成27年)度(予定): 晴海出入口-豊洲出入口(暫定2車線)

「こんな何もない埋立地に高速道路なんか延ばしてきて、一体だれが利用するんだ?」と思われるような路線ですが、都心部と高速湾岸線とを結ぶ高速9号深川線・11号台場線(レインボーブリッジ)のバイパス的機能を持っているのです。また、近年の再開発によって人口が増加している晴海地区や豊洲地区などの物流を担う道路ネットワーク整備としての意味があります。

豊洲地区や晴海地区の中から首都高速を利用しようとすると、一番近いインターチェンジは都心環状線の銀座出入り口となります。そのため、晴海ふ頭から銀座方面へ伸びている勝鬨橋に車の流れが集中することになり、晴海通りの慢性的な交通渋滞の要因の一つとされてきました。今回の晴海線が開通すると、車の流れが晴海線を経由して湾岸線に誘導されることになり、晴海通りの渋滞緩和に役立つことになります。



2014年7月現在、湾岸線の東雲JCT~豊洲出入り口間が既に開通しています。豊洲ふ頭周辺では高層タワーマンションや商業施設が出来て人口が増えていて、豊洲新市場や2020年の東京オリンピックの競技会場が整備されることになります。

2015年度には、豊洲ふ頭と晴海ふ頭を結んでいる「晴海大橋」の中まで延伸されます。晴海ふ頭は東京オリンピックの選手村が整備されるなど、これから5年程の間に一気に開発が進むことになります。

晴海大橋の造りですが、橋の中央部分に首都高速晴海線の高架と出入り口が設置され、その両側に放射34号線の一般道路(晴海通りの延伸部)が通っています。

プレスリリース:首都高速道路株式会社の専用ページ
首都高速晴海線【晴海出入口~豊洲出入口】



晴海大橋の北岸側の「晴海臨海公園」の緑地帯内から、晴海大橋の巨大な道路橋梁を見上げて撮影しました。緑地帯内の護岸には色鮮やかなツツジの花が咲いていました。




北岸側の晴海地区から、晴海大橋の道路橋梁の歩道を歩いて南岸の豊洲六丁目地区へ向かいます。晴海地区と豊洲六丁目地区を結ぶ晴海大橋ですが、車の交通量がそれなりに多かったです。




晴海大橋の北岸側(晴海地区)内では、陸上防波堤を撤去する工事が行われていました。この辺りは4年後のオリンピックの選手村予定地に入っているので、その関係なのでしょうか。




晴海大橋は、二つの車線の間には大きなスペースが確保されていて、この間に「首都高速10号晴海線」の道路高架橋が架設されることになります。




晴海側の一角では、真新しい首都高用の道路高架橋が架設されている状態です。一般道部分から、首都高用の道路高架橋に降りるための足場が組まれていました。




晴海大橋の道路橋梁の、南側半分の全景を北側から撮影しました。晴海大橋南詰交差点の一帯の工事区画内でも、進展がみられたようです。




晴海大橋の北側半分の区間内で架設された状態の首都高用の道路高架橋の南端部分を撮影しました。




首都高速10号晴海線用の「P4橋脚」を撮影しました。このP4橋脚は、2006年3月に晴海大橋の一般道部分が暫定開通した当時から整備されていたものです。




2006年3月の暫定開通以来、10年間も野ざらしの状態だったのですが、ここへきてようやく本来の機能を果たすことになりました。橋脚内には工事用の足場が組まれていました。




晴海大橋の道路橋梁の南岸部分一帯を見渡して撮影しました。P5~P7橋脚の真上には、真新しい首都高用の橋桁が架橋されているのを発見しました。




既存のP4橋脚の一つ南側にある「P5橋脚」を北西側から撮影しました。




P5橋脚を南西側から見上げて撮影しました。P5橋脚の南側には、首都高用の橋桁が設置されていました。現地で実際に見上げてみると、かなり高い位置に首都高橋桁が通ることになるのですね。





P5橋脚の上部、橋桁部分との接続部分をズームで撮影しました。




北西側から「P6橋脚」を見上げて撮影しました。一つお隣のP5橋脚よりも若干高さが高いです。




前方に「晴海大橋南詰交差点」と、ゆりかもめの「新豊洲駅舎」が見えてきました。首都高速10号晴海線の道路高架橋は、前方のゆりかもめの軌道高架橋の更に上側を通ることになります。




P6橋脚を南西側から見上げて撮影しました。現在は、P6橋脚の上に橋桁を乗せる工事が行われているのでしょうか。




首都高用の橋桁の断面部分(南端部)をズームで撮影しました。




P5とP6の間の首都高用の橋桁ですが、現在は鉄骨を組み合わせた仮橋脚群で支えているみたいですね。オレンジ色の鉄骨群には穴がいくつも空いていて、本当にこれで支えられるのかと見ていて不安になってきました。




P6橋脚のすぐそばには、首都高用の橋桁のパーツが展開していました。これをクレーンで吊り上げて、溶接するのでしょうか。




「晴海大橋南詰交差点」が前方に見えてきました。交差点の手前側には「P7橋脚」が建っているのが見えます。




南西側から、P5とP6橋脚と首都高用の橋桁の全景を撮影しました。




首都高用の橋桁のパーツの全景をそばから撮影しました。作業員の人と比べてみると、かなり巨大なパーツですね。




北西側から「P7橋脚」の全景を撮影しました。現在は工事用パネルで覆われている状態です。




P7橋脚を南西側から(晴海大橋南詰交差点前から)撮影しました。ゆりかもめの軌道高架橋の更に上側に首都高の橋桁が通ることになるので、このP7は20メートルくらいの高さになるのでしょうか。




ゆりかもめの「新豊洲駅舎」内に上がってきました。ここからだと、首都高速10号晴海線の道路高架橋の工事現場の全景が良くわかります。




P5とP6橋脚、首都高用の橋桁部分をズームで撮影しました。周囲の自動車やトラックと比較してみると、かなり高さが高い位置をを通っています。




晴海大橋南詰交差点前から、晴海大橋南岸部の工事現場の全景を撮影しました。手前側にはP7橋脚の工事現場が写っています。




晴海大橋南詰交差点から更に南側へ向かって散策していきます。晴海大橋南詰交差点のすぐ南側に建っているのが「P8橋脚」です。このP8橋脚も20メートルくらいの高さになるのではないでしょうか。




首都高速10号晴海線の「豊洲出入口」のインターチェンジ前にやってきました。このすぐ脇に「P9橋脚」が設置されています。




「P10橋脚」を撮影しました。




豊洲出入口のインターチェンジ用のアプローチ道路の間部分に、新しい首都高用の橋桁が設置されることになります。




東雲運河の上に架橋されている「木遣り橋(きやりばし)」を散策して更に南側へ向かいます。木遣り橋の周辺でも工事が始まっていました。




木遣り橋の上にも、鉄骨を組み合わせた仮橋脚が設置されていました。




木遣り橋の南岸部にやってきました。そばには、大量の鉄骨群を用いた大規模な橋桁の架設工事現場が展開していました。




この場所にはP13~P15橋脚が設置されることになっていますが、新しい橋脚はまだ見当たりませんでした。




首都高速用の橋桁をズームで撮影しました。




「晴海大橋」の地図です。二つの車線の間には大きなスペースが確保されていて、この場所に首都高速10号晴海線の道路高架橋が設置されることになります。

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