風もなく暖かいポカポカ陽気。
川辺だから寒いかと着こんだ上着はお荷物になった。
恩智川から池島遊水池あたりの野鳥観察会におじゃました。
恩智川(おんちがわ)は淀川水系の1級河川。
水の流れが緩やか過ぎて流れている方向がわからない。
右岸を南へ歩く。
恩智川は北流して、寝屋川に合流するそうだ。
何~んにもいないなと思っていたが、対岸にイソシギ。
コガモやマガモ・ハクセキレイなど。
マガモ・カルガモ 日が当たって羽根の色もきれいに見えた。
カワセミが川の上をス~~~ッと飛んで行った。きれい~~。
氾濫危険水位 避難判断水位 氾濫注意水位 などの表示板
川幅が広くなって湿地のようになってきた。
周辺にはたくさんの遊水池が設けられ、平常は市民に開放されている。
いくつかの遊水池は雨の降り方によって段階的に水をためるため。
これらを見ていると昔の人が川の氾濫でさぞ苦労されたことかとわかる。
川や遊水池や湿地は野鳥の生息地になっている。
コガモ 逆立ち採餌。
隠れ家になりそうな水辺。
クイナらしいものの姿はちらりと見えたが・・はっきり見たい。
階段を下りて遊水池になっている広場に降りる。
モズが枝先に止まって獲物探し?
広場で凧あげかと思ったら、ラジコン飛行機だった。
枯れたホテイアオイがびっしりの池。これは何とかしてほしい。
ダイサギやアオサギがいた。
何かの構造物の柵の上にいるのはチョウゲンボウらしい。
教えてもらって見ることはできたが、チョウゲンボウだか何だか・・
観察眼に感心する。
帰り道、今日はヌートリアを見ないと思っていたら・・
川岸に1匹いた。見ている分には可愛いものだけど・・
繁殖力が強く、野生化して各地に広がり、巣穴による畔の破壊や野菜への被害、在来生物への影響が強いとして、特定外来生物に指定されている。
元は、軍服の毛皮用にと海外から連れてこられ、戦後の食糧難には飼育しやすく、繁殖力が強いヌートリアは重要なタンパク源になると国をあげて養殖に力を入れ・・・
人間の勝手に振り回されている。
鳥合せでは26種+数種 記録された。