みどりの野原

野原の便り

3月10日 時々吹雪の中、西飛鳥~高取下見② 山を抜けた 

2015年03月10日 | Weblog
先日、1人で引き返したマルコ山古墳から先を妹を道連れにもう一度確認に行く。

マルコ山古墳手前の櫛玉命神社
 
        櫛玉命神社    燈籠にも 石工??の文字が見えるが判読できない。      

狛犬の「銘」を確認。(先日は見つけられなかった)
「桜井駅 石工 平野屋庄蔵 繁信 印」
思っていたよりも下の台座に、日光の加減で何とか判読できたが、わかりにくい。
 
 
       摂社 牛頭天皇宮      燈籠の形がおもしろい。

実は、先日迷って引き返したので、マルコ山古墳から戻って「確実な道」の地図を持ってきたのだが、今日は連れもいるのでもう一度冒険してみることに。
 
途中の民家の鬼瓦 大笑いしている鬼(ではない)飾り瓦を鬼瓦フェチ?の妹が見つけた。こんな瓦に守られているとしあわせ間違いなし。

途中時々吹雪。寒い。
マルコ山古墳を出たところで通りかかった人に「山越えはできるか」尋ねたところ「行ける」とのことで前進。
先日と今日 出会った人はこの時の1人だけ 民家はあっても人はいないのだ)

先日引き返した所より、少し左に山道があった。
ちょっと迷いかけたが、猪よけの柵を開けて入り無事高取らしいところに出た。
そして「佐田ふるさと会館」の前へでた。
しかし・・地図に書いてない山道を通ったので、いる位置がわからず・・
後で考えると束明神と反対の方向へ下りたらしい。
下り下り・・建物のあるところでやっと「今いる場所」がわかった。

先に帰る妹と途中で別れ、「岡宮天皇真弓丘陵」と「束明神古墳」へ行ってみる。
 
「岡宮天皇真弓丘陵」      そばの「素盞嗚命神社」
岡宮天皇とは草壁皇子に送られた追号 

 
    「束明神古墳」
終末期の八角墳で、歯や木棺の破片が出土している。
歯や古墳の様式から被葬者は「草壁皇子の墓」という説もあるらしい。
前にここを案内してもらった時、「ここを陵墓指定されると土地が取られてしまうと思った村人が古墳を壊し、調査に来た役人が近くの素盞嗚命神社を草壁皇子の墓と指定した」という話を教えてもらったのを思い出した。
    
 
   そばの「春日神社」    狛犬 苔に覆われているが子供付きなのを発見。
どちらも古そうで毛の巻き具合など櫛玉命神社の庄蔵狛犬に似ているような気がした。
特に春日神社の狛犬は親狗の台座の下の台座の脚のところに苔が覆って見えにくいがよく見れば玉にじゃれている子犬が彫られている。

帰ってからネットで見ると「素盞嗚命神社」のも庄蔵作?と「?」付きではあったが、「春日神社」の子付きは銘もあるらしく(次回確認しよう)大変珍しいらしい。
見つけられて良かった。

間違った地点も確認して下る。
とりあえず、今度は迷わず案内できそう。 
今日途中でキジを3羽も見た。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
高取への路 (あすかのやさい)
2015-03-15 23:44:43
良かったですね。
でたのは佐田ふるさと会館前ですか

束明神古墳 一人で行ったの?
凄いね
あそこは薄暗いし・・・私は一人ではね 考える
もうどこでも案内できるね

狛犬 子供連れてるの?  珍しいね
何度も行ってるのに知らなかったわ
 4月に行くから見てみるわ
返信する
あすかのやさいさんへ (みどりの野原)
2015-03-16 16:51:30
狛犬ちょっとしたマイブームです。
方向音痴で困るわ。でもうろうろしてるといいこともあるので・・・
返信する

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