梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

ブロンドもブルネットも個性

2020-06-13 11:56:11 | 雑記
40代の頃アメリカ製の自動機を扱っていたことがある、
ボストンにある会社でダクトの展開切断装置で展開ソフトをMITの学生に書かせてライセンスフィーを支払うという方式でかなり優秀な装置だった、
ハードのエンジニアにクレッグと言う黒人が居て日本のサービスエンジニアとして設置メンテナンスに来ていた、
私とほぼ同じような年齢で小柄で引き締まった体をした陽気な男だった、
彼は全く日本語が出来ない、私も英語は全くできない、
来日した時は通訳をしてくれる人が居て一緒にまず名古屋に行って設置作業を二人で行って 名古屋駅近くのホテルに泊まったがその時通訳をしていた輸入業者が突然「じゃ、あとは宜しく」と帰ってしまった、
それこそ”聞いてないよ!”と言う状態だが兎に角ホテルには英語のできない日本人と日本語がわからないアメリカ人が一緒に居るという事になってしまった、
翌日設置が終えたらその足で札幌に行き、次は北九州市の設置とこれから一週間行動を共にしなければならない、
仕方ない、念の為持ってきたポケットデイリーコンサイス和英・英和を駆使して食事から明日以降のスケジュールを進めるしかない、
辞書を挟んで会話を進めながら最上階のレストランで夕食を取ってそのまま飲み始める 、
しかし不思議なことに酔うにしたがって会話が進む、 「家はダラスで100年も経っている古い建物に母親と二人の娘と暮らしている」
部屋数は覚えていないがバスルームが3つもあるという大きな家らしい、
娘は小学生と高校生で生意気だがかわいいとかずいぶんと話が弾んだ、おかげでいい友人になってその後日本全国を珍道中したのだが一体何語で話していたのか、多分英語なんだろうが自分が判る筈もないのにその時は何の不便もなく笑いあって飲んでいた、
ジャズが好きでと言う話から黒人のソウルだと言いやはり黒人差別が有るという話から「奴らは肌の色位しか自慢できることがないんだ!」と言いあい、「肌の色で言うならやつらは”アルビノ”じゃないか、人類全体で言えば白人の方が絶対に少ないんだからな}と息巻く、
東京に戻ってから京王プラザに泊まっている彼から夜半に電話があった、
面と向かって話しているとよくわかるが電話だと中々通じない、どうやら彼が飲んでいると周りが自分の事を「クロウと言う、日本人も黒人を差別するのか」と言う事らしい 、
この当時ジャイアンツにクロマティと言う人気者が居て彼のニックネームが「クロ・クロウ」だった、確かに彼はよく似ていたので廻りで話していたらしい、
英語でクロウと言えばからすの事だ、やはり子供の頃はそういうからかわれ方をしたらしい 、(後であったときに聞いた)
「大丈夫だ、それは有名な選手でニックネームだ」と説明して納得をさせたがやはり傷ついていたのかもしれない 、
最近起きた警官による黒人殺害の問題を見聞きしていてこんな事を思い出した 、
その後来た時は背の高い白人エンジニアと二人だったが彼らを見ている限りそんな雰囲気はマック無かった気がする、
一部の人間が、と思いたいがやはりあれだけ多くの問題になっているところを見ると潜在的に深い差別意識はあるのだろう、
(どう考えたらああいう考えになるんだろう?)と思ったり(この連中、頭が悪いんじゃないか)とか思っていたがおそらく親がそういう差別意識あるいは根拠のない優越意識で子供を育てたらやはりそんな風に育ってしまうんだろうな、
少なくとも自分の周囲に黒人差別感を持っている人間は見当たらない
それよりも嫌中韓感情を持つ人間の方が多い気がするが中国人も韓国人普通に付き合っている限り特別違う事は感じない、
よく「タレントの意外な」とか言うユーチューブなんかがあるが要するにわざわざ言わなければわからないということはそういう事なのにと思う