梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

反発を受けてじゃない、

2020-06-15 11:36:28 | 雑記
東京新聞のコラム欄で「報道で政治問題や不祥事問題の表現が”反発があり”と書かれる事が多いがあれには非常に違和感がある」と書かれていた、

「政府は世論の反発を受けて‥云々」とか「※※省は報道や世論の反発を考慮して・・」と言う報道がある、

しかし、内容は「抗議であり、反対であり、追及である、しかし”反発を受け”と言うのはそういう内容には真摯に向かい合わず”騒ぎが大きくなったので”と言う印象になっている、

それが報道の政治官僚に対する忖度なのかと疑いたくなる、なぜ正確に今起きていることを正しく表現しないのかと言う記事だった、

なるほどと思った、私も「反発を受けて」と言う記事で「政府も、或いは省庁も世論に考慮したのか」と簡単に考えていたがこのコラムを読んだ後考えると全く回答をしないで引っ込めただけの印象は拭えない、

森加家問題、桜を見る会の問題等々、或いは省庁の隠蔽・改竄・虚偽の問題もしかり

「世間の反発を受けて」ではなく一つ一つの問題を追及されている事に対応しなければならないが全く何の回答もなく「煩いから引っ込めた」と言うだけの態度だ

補助金丸投げ問題では「虚偽の回答をしました、不適切でした、しかし虚偽の記録は直しません」と完全な開き直りだ、

この時も「野党等の反発を受けて」だそうだが基本的には省庁が法律違反をしていたという話だ、”反発を受けたから”と言うレベルの話ではあるまい、懲罰動議物の話だ

しかし確かに報道はすべての問題を「反発を受けて」と言う曖昧な表現に終始している、

追及を受けた政府がのらりくらりと「反発を受け」と言い逃れているのは詭弁を弄しているという事だが国民に知らしめるべき報道が同じように曖昧な追及で良いのかと言うのは全くその通りだと思いたらされたコラムだっ